今年もはや、12月!!
師走を迎えました。
なにか例年よりも寒い気がしますが・・・
皆様いかがでしょう。
寒くなりますと動物は冬眠したり身体の面積を小さくしたりして体温を奪われないようにしますが、我々人間にとっても急激な体温の変化は「ヒートショック」といって非常に危険なのです。
「ヒートショック」!!
そうです、急激な温度変化によって血圧の変動をきたし、心臓や全身の血管に異変が起きます。心筋梗塞・脳梗塞の後遺症・脳卒中・不整脈・失神などのリスクが高く、毎年、交通事故による死亡者数の3倍以上にもあたる1万人以上がヒートショック死しているといわれています。
軽い失神だけでの場合でも滑って頭を打つなど、非常に危険で、特に65歳以上の男女は現在健康であっても入浴時には注意が必要です。
また、高齢者だけではなく、糖尿病や高血圧などの生活習慣病の持病がある方や、コレステロール値が高くメタボリック症候群あるいはその予備軍の人なども、注意が必要です。
特に危ない入浴時の温度差を無くすようにしましょう!
*脱衣場を暖めておく!(ファンヒーター等の暖房器具を設置しておく)
*湯船の蓋を開けておく!(入浴の5分くらい前から開けておく)
*お風呂の温度を40~41℃に!(脱衣場とお風呂の温度差を10度以内に)
*高齢者は2番風呂に!(1番風呂は浴室が冷え切っていますし、さら湯は刺激が強いのでたのひとが入ったあとにはいってもらいましょう。日本では家長やお年寄りが先に入る習慣がありますが、長生きしてほしかったら2番風呂ですよ!!