秋たけなわ

2015年10月1日

10月に入りすっかり秋景色!

お店にはブドウや梨、イチジク、りんごにネクタリン、そろそろ柿も並びだしました!

美味しい果物がたくさん出ていますが、新潟県では今年、新しい品種の梨が2種類出荷されました。名前は「新美月」と「新王」。首都圏では新美月が1個800円、新王が1500円という価格で販売されたそうですが、どちらも糖度が高く美味しいそうです。

新しい品種といえば、「新之助」という新ブランド米もできたそうですよ! コシヒカリよりも甘味と粘りがあり粒も大きく、再来年頃から一般に出回るそうです。いずれにしても楽しみですね!

さて、秋に配当される臓器は肺と大腸ですが、先月のご挨拶で肺は空気中の「清気」といわれるエネルギーの補給や体内の水分の調節を呼吸によって行っていると書きました。体内の水分というと血液とリンパ液に代表されますが、体内にはそれを運ぶ血管とリンパ管が網の目のように走っています。血管が細胞に新鮮な酸素や栄養を運ぶ上水道とすると、リンパ管は細胞から吐き出された二酸化炭素や有毒ガス、老廃物などを処理する下水管に相当します。下水の流れが悪いと、血管の中の老廃物が処理できなくなり、血液の汚れを浄化する「肝」に負担をかけることになります。(金剋木)。また、下水の最終処理をする下水処理場に相当するのが「腎」の働きです。下水の流れが悪い状態が続くと、下水処理にも問題が生じてしまいます。「肺」のトラブルは「腎」のトラブルに発展していくのです。反対に「腎」の排泄能力を高めることによって、「肺」のエネルギーの流れを良くすることもできるのです。それらの流れを阻害するのが「冷え」であり「歪み」です。

健康の第一は「気・血・水」のスムーズな流れにあります。

人間の身体は「小宇宙」といわれますが、それは「身体は一つであり、一つが全体」ということで、全てが関わり合い関連し合っているということです。どこか一カ所が不具合をおこすと、身体全体が不調になっていく・・・

秋を楽しみながら、健康を考えましょう!