無題

2008年4月14日

最近何とかの「品格」という言葉がよく使われますが、辞書によると「品格」とは「そのものから感じられる厳かさや品位」とあります。
私は整体にも品格は存在するし、品格を欠いては「仕事」ではない!とも思います。
では、整体における品格とはなんぞや?? いろいろあるでしょうが、一つには「患者さん本位で我欲を捨てた」状態ではないでしょうか。
昔、ある治療師と議論になりました。曰く、「治療費は高くて好い。安い治療費は自分の治療の価値を低くみているのだ」と、私は「相場、ほどほどというものがある」と反論しましたが、かみあいません。そのときに一緒にいた十代の男性が「僕は貧乏だからお金が高いと治療にいけない、だから金の無いときはがまんしています」と発言しました。1000円の治療費でも500円しか持ってない人はかかれません。例えば5万円の治療費でもリッチな方だったら払うでしょう。結論はでません。
でも、「そこそこ」と言う価格というのは存在すると思うのですが。

今日、私は家内と食品の安全と価格について意見を交わしました。長男が小さいときに肘の内側にアトピーの症状がでましたので、家内は生協の食品中心の食生活に切り替えました。まもなく症状は消えましたが、それ以来安全性を考えて生協中心の食生活です。おかげさまで子供が病院にお世話になることがほとんどありませんでした。
その生協においても価格の安さを追求するところもあるようです。中国製の冷凍餃子問題にしてもまだ解決はみてませんが、安さを追求するあまりに起きたともいえます。
ある業者は「良いものを作ろうとするとどうしても高くなる」と言って、値下げ交渉をする生協とは取り引きを中止したそうです。「価格の安さをとるか、安全をとるか」。

ここで私はまず、「自分の責任の範囲」ということを言いました。自分の責任において何を優先するかということです。一家の母親ならば家族の健康を第一に考えるのが責任でしょう、父親ならば家族の暮らしのために働くことが責任でしょう、ところが治療費の問題や生協の問題にしても、そこに我欲がからんでくると「品格」と言うものはなくなるように思うのです。