自信とは? その2

2008年7月19日

 自信とは・・・なんでしょう、ということで前回は『前向きに努力する・・』というようなことを書きましたが、もう一つの考え方として物事を『極める』ことにもつながるのではないでしょうか。
 武道の世界でも、物造りや芸術の世界でも、その達人・名人あるいはその作品をみた場合必ずといってよいほど『感動』を覚えます。
 そこには『極める』ことによる荘厳さが溢れ出ているから感動するのはないでしょうか。どんな『道』もその名人に言わせると平坦ではない・・と言います。でも、努力すればそれは叶う・・とも言ってます。
 剣道は相手と竹刀で打ち合う競技ですが、ある高段者が『自分の慢心な心を打つのが剣道だ・・』と言っていました。なんだか禅問答のような話ですが、妙に納得させられたことを覚えています。
 私は学生時代は柔道をやっていましたが、2回だけ不思議なことがありました、それは夏の暑い日の練習で、ふらふらになったときに大柄の先輩と乱取り稽古をしたときです、当然かなう相手ではなかったのですが、身体が勝手に動いて右の送り足払いで、その直後立ち上がった先輩を今度は左送り足払いで投げてしまっていたのです。先輩の唖然とした顔が今でも忘れません。そのあとはいわずもがなで、さんざんに投げられましたが、あの不思議な感覚は今でも鮮明に覚えています。もう一回はやはり勝手に身体が動いて、何の抵抗感もなく無重力の世界のように背負い投げで相手がとんだ時がありました。
どちらも、今から技をかけるぞ・・というような気持ちで掛けたわけではありません、ただ勝手に身体が動いたのです。あとはいつも『チカラまかせの取っ組み合い』でした。
 この無意識の状態、つまり常に『無我』の状態、『自然体』でいれる状態が『極める』ということになるのでは? と想っています。たった2回だけ極めたのかもしれません、
でもあの2回の経験は鮮明です、これから一生あの感覚を追っていきたいと想います。
 整体のおいても『極める』ことを追い求めて・・『整体道』を確立していきましょう。