農耕民族と狩猟民族

2009年3月17日

私たち日本人は、マタギといわれている猟師もいますが、農耕民族だといわれています。

農耕民族はその地域に定住して、作物を育てて生活をします。
ですから、耕作地、つまり土地は財産であり生活の基盤でもあるわけです。

狩猟民族は、獲物がいなくなったら獲物の多くいるところへ移住すればいいのですが、そこに先住民がいると厄介なことになります。利害が相反するわけですから、当然争いごとに発展する・・・侵略戦争ですね。

食料がなければ生きてはいけないわけですから、農耕民族も狩猟民族も生きていくために工夫をします。

農耕民族は、定住した地域でずっと生きていかなければなりませんから、周りの人々との融和を大切にします。それが『結い』という、助け合いの制度であったり地域社会の決まりごとだったりするわけですが、一番大きな特徴は『家長』制度ではないでしょうか。
長男が家督(財産)をすべて継ぐということは農耕民族の最たるもので、財産である土地から得られる所得(食料)で一家全員が生活していけるが、例えば兄弟で財産を半分づつに分けたなら、双方が生活できなくなる・・・。
だから長男が家督を継ぐ(全て相続)ということになっていたそうです。
財産が沢山ある家は分家してもらえますが、そうでないと次男は結婚もできません。

ところが良くしたもので、娘さんしかいないところへ『婿入り』するということで問題は解決されていたのです。

『こぬか三合あったら婿には行くな』など、婿には行くものではないということも言われてきましたが、反面、『あそこの家の婿どのは、たいしたもんだ』などと賞賛されることもあったようです。

要は、その環境でいかに工夫して努力していくか、に尽きるのではないでしょうか。

時間は平等に与えられています。 それをいかに生かして使うか・・・

難しい問題ですが、まず、何でもいい、出来ることからやってみましょう!