農耕民族と狩猟民族その2

2009年3月18日

狩猟民族は大きく分けて欧米だといわれています(フランスなどは農業国といわれていますが)。

要は昔、バイキングや遠征などで植民地支配をしていた国は狩猟民族で、被植民地だった国は大概農耕民族です。

狩猟民族はどちらかというと『個人主義』で、農耕民族は『全体主義』といえるでしょう。
農耕民族は、『和』をもって尊し・・とするように、他人や集落、属している団体や会社での調和はかりながら、自己を形成してきました。

現在の不況や数々の政治問題、振り込め詐欺に代表される犯罪などもその絶妙なバランスが崩れてきたために起きているように思われてなりません。

自己主張をするのは間違いではありませんが、他人を慮ることを忘れての自己主張は自分勝手といえるでしょう。
悪質なクレーマーやモンスターペアレンツなども社会問題になっていますが、当の本人達は間違っているとは思っていないところが恐ろしいところです。

詐欺師のインタビュー番組で、彼らは何の罪の意識も感じていないと断言していました。

戦後、日本は民法の改正などで個人主義的な考え方をする方向になってきましたが、戦後60年余を経て、農耕民族のDNAが薄れて利己主義になってきたのではないでしょうか。
個人主義には『自己責任』というものがセットでなければ成り立ちませんが、今の日本の現状は自己責任は負わずに自己主張は大いにする・・というような感じに思えてなりません。

もう一度、『ならぬことはならぬものです』の精神に学びたいものです。