佐渡のトキ

2009年3月31日

ニッポアニッポン?だったでしょうか?
ニッポンという学名のついたトキが佐渡で放鳥されて半年あまりたちますが、
そのトキのメス全てが本土側に飛来して新潟県を中心に長野県など広範囲に移動しているようです。
総本部のある村上市にも飛来しました。
すでに繁殖期を迎えて婚姻色にもそまってきていますが、佐渡と本土側にオス・メスが分かれてしまい、今年の自然繁殖は無理だろう・・・との見方だそうです。

捕獲して佐渡へ戻す・・・という案も検討されているみたいですが、また飛んできたらどうするのでしょうね。

原因は不明とのことらしいいですが、私は本能のなせる業だと思います。

もともと佐渡のトキは絶滅してしまい、中国に残っていて保護されていたトキをつれてきて繁殖させたものですから、遺伝子がそもそも違うのではないか?
自然界の動物は群れを作ったり、成長すると群れから出て行ったりしながら、近親交配を避けるという、素晴らしい本能をもっています。
そのうえ、オスはメスを獲得するために命をかけて戦い、勝ったオスのみが子孫を残せるそうですが、ここにもしたたかなメスの作戦があるようです。

繁殖期のフェロモンをまき散らして、オスを興奮させて戦わせ、残った強くて優秀なオスの遺伝子を受け継いでいく・・・素晴らしいメスの本能です。
いや、作戦かな?

佐渡にいたメスのトキも、見慣れて近親交配の心配があるオスよりも、もっと強い立派なオスを求めてはるばる日本海を渡ってきたように思うのですが・・・。

そもそも、人間の都合で絶滅させられ、また繁殖しろよ・・・といわれても、はいそうですか・・・という、うまい具合にはいかないと思うのですがね。

なにか、人間社会にも同じようなコトがあるような? ないような・・・・?