満たされることと、飽和状態

2009年4月7日

人間には誰しも多かれ少なかれ欲望があります。

その欲望を全てかなえることは不可能でしょう、あのホリエモンが『全てはお金で手に入る・・・』 といってひんしゅくをかいましたが、お金と言うものは人間性を『錯覚』に向かわせる最たるものですね。

戦後の日本の復興には世界中が驚いたと聞いていますが、その原動力は農耕民族であり、伝統的に培われてきた『和』を尊ぶ思想ではなかったでしょうか?

国民全てが貧しく、飢えていた時代には『生きること・食べること』で精一杯であり、お金による錯覚はおこしようがありませんでしたが、現代は物質的には何でもあり、それはお金で手に入る・・・

お金があれば、欲望が満たされる・・・だから、安易にお金に手をだす・・・
それがサラ金だったり、振り込め詐欺だったり・・・

私たちが物心ついた頃は、ようやく食料事情も良くなってきた頃だといわれています。
でも、おやつは庭の柿だったりふかした芋だったり、今でいうお菓子はぜいたく品だったような気がします。
クリスマスというのは、年に1回ケーキを食べられる日だとばかり思っていました。
だからでしょうか、全てにのコトに感激がありました。
現代は『選べる』状態にあり、心も飽和状態といえます。

飽和状態の心には余裕がありませんから・・・精神的に参ってくるのではないでしょうか?
自殺者が1日あたり90人、年間32000余人にのぼるそうですが、アフリカの貧しい地域には自殺者はいないのだそうです。未開民族にもいないそうです。
彼らはまず、自分のおかれた環境になじみ、納得し、感謝して、心の満たされた状態で、みんなで分け合って仲良く生活しています。

心の満たされた『仲間』が心の飽和状態を解決しているのでしょうか・・・