満たされること

2009年4月9日

前回は、満たされることと飽和状態について書きましたが、未開民族といわれるアマゾン奥地の少数民族のもとへ、ボランティアとして参加している方が「私たちが教えられることが非常に多い・・・」と言ってました。

まず、「彼らの思考回路の中に『自殺』という概念は無い、部族の長が全てをまとめて、獲物は平等に分配する。お年寄りは大切にされ尊敬される。その部族が一つの家族のような関係にある・・・」。

その方は、郷に入っては郷に従え・・・ということで食べ物は現地のものを食べるらしいのですが、荷物のなかにキャラメルを忍ばせていたことがあり、ポケットに入れてジャングルへ入り一人で食べたそうです。

後ろめたい気持ちもあって、誰にも見つからないようにしたつもりなのですが、口に入れた瞬間、後ろに子供が3人ジーっと見ていたそうです。
あわてて、ポケットをさぐってもキャラメルは1個しかなく、あとの二人には集落へ帰ってから何かあげればいいや・・・と思って、年長の子供にキャラメルをあげたら、その子は口に入れてモゴモゴしたとおもったら、きれいに三つに噛み分けて年少の子供に分け与えたそうです。
それをみて、日本にいる自分の子供とくらべて、「何とすばらしいんだろう、うちの子は1本のジュースをわけるときでも、やれ多い少ないとケンカする・・・」

部族の長に、その頃日本で問題になっていた、親殺し・子殺しのことについて、同じようなコトは無いのか・・・と質問したら、じーっと聞いていたその長は『おまえはウソを言っている、そんなことがあるはずが無い。もし、それが本当のことだとしたら、その民族は滅びる』といったそうです。

未開民族といわれる人の方が、現代の日本人よりも『幸せ』なようにも感じますね。