介護

2009年4月10日

今、少子化と核家族で在宅介護が非常に困難な状況になってきています。

私も十数年にわたって妻と共に両親の介護を経験していますが、1人の要介護者がいると、正常な日常をおくるためには健康な大人が最低三人は必要です。
仕事の関係上出張の多い私ですが、お風呂介護の為に長い出張はできず5年間は一日も休めなっかったのが現状です。
家を空けるわけにもいかないので家族全員での旅行は夢のまた夢・・・
家族間の空気がおかしくなることもありました。

その頃は介護保険も無く公立の老人ホームも順番待ち、待機している間は在宅介護、家族の誰かに大きな負担がのしかかる・・・
老人ホームに入所できても費用が莫大、その頃は家族の収入によって入所費用が決まってくるため払いきれずに仕事をやめて在宅介護という例も多くありました。

赤ひげ塾にも多くの介護職の方々がいらっしゃっていますが、話を聞きますと賃金が安く、生活が成り立たない・・・と、異口同音におっしゃいます。

介護職の方々はボランティア精神にあふれた方々が多く、一般的にやさしく親切ですから整体業にも向いているとは思いますが、介護やヘルパーの仕事で生活ができないことは大きな問題です。

以前にスウェーデンの現状をご紹介しましたが、『国民全員が仕事を持つ』、そのことによって『税収が増える』、『内需が拡大する』、だから老人の介護などは国営の専門の施設があり、希望者は全員入所できる・・・つまり、施設をつくるということは、雇用の促進にもつながるわけで、ただ単に福祉政策ととらえるよりも大きな意味を持つような気がします。

政府が介護職員の収入をアップするための予算を計上するとの発表がありましたが、3年の時限立法だとのこと・・・
じゃあ、3年後はどうなるのでしょう? 人間の生活は3年後も続くわけで、3年経ったらまたその時点で考えるのでしょうか?

選挙をにらんだ人気取り・・・としか思えません![:ちっ:]

麻生総理じゃあないですが、それこそ『さもしい』のではないでしょうか?