生き甲斐

2009年5月29日

『生き甲斐』ということばがあります。 文字通り生きていく甲斐がある人生をおくることが生き甲斐につながるのでしょうが・・・

さて、私にとって生き甲斐とは何か? と先日、自問自答 してみました。

私の父は、旧国鉄職員でしたが、定年まじかになってやっと管理職試験を受けたという人です。

これは、私たちが大きくなってから母親から聞かされたのですが、その頃の国鉄職員は管理職になると官舎住まいが義務付けられて、転勤も頻繁にありました。

父は子供に転校させたくないという気持ちから管理職試験を受けなかったというのです・・・

子供がある程度育ちあがってから、人事部に掛け合って『転勤させないかわりに、自宅に電話を引いて緊急事態に備える』という条件を提示して、試験を受けたのだそうです。

私は、この話を聞いて胸がいっぱいになったことを覚えています。

子煩悩な父親だったという思いはありましたが、まずは『子供ありき!』 で出世よりも子供のことを考えていた・・・その頃の国鉄職員は地方公務員として給料も民間よりも低かったはずです、確かに家は貧乏でしたが、家族団らんという雰囲気は充分すぎるくらいありました。

父にとって『生き甲斐』 とは子供だったのでしょう。