オイラの英才教育論

2011年8月19日

先日ご紹介したタケシのコラムですが、これは『週間ポスト』の5.6/13日号の148・149ページに載っていたものです

今日から少しずつご紹介します


『わが子も「遼クン」や「ハンカチ王子」に?』

 震災で大変な最中のニッポンだけど、その一方で元気なのが10代からハタチそこらの若いニイチャンたちだね。
  ゴルフじゃ、マスターズで自己最高の20位に入った石川遼に、「ベストアマチュア」として表彰された松山英樹が大活躍してたよな。あんなうねったオーガスタのグリーンでも、どんどんカップにねじこんじゃうんだから驚くぜ。オイラはホールアウトする自信が無いよ(笑い)
   ようやく開幕したプロ野球でも、斎藤佑樹やその同世代たちが結果を残しててさ。佑ちゃんも、たいして速い球もねェのに結局初登板で初勝利しちまうんだから、やっぱり「持ってる」ヤツだよな。

 こういう若い人たちがニッポンを元気にさせることには大歓迎だけど、その一方でちょっと気になることがあってさ。 この頃じゃ「ウチの子も石川遼クンみたいにさせたい」とか、「小さい頃から息子の才能を伸ばしてやりたい」なんていって、いわゆる「英才教育」を我が子に施そうって親がドンドン増えてるっていう話なんだよな。
 たとえば、小学校に入るか入らないかの頃からゴルフ教室に通わせたり、フィギュアスケートのレッスンを受けさせたりというね。

 今のこの国には、「努力すれば夢は叶う」って言葉や考え方が当然のように広まっている。 だから親は、一刻も早く子供に夢を持たせて、その道で頑張れってハッパをかけているわけ。 だけどそれは、一歩間違えると非常に危うい教育法だと思うんだよ。
 3歳の頃からゴルフクラブを握ってりゃ、誰もが石川遼になれるのか。 プロゴルファーになれるのか。
 小学生からずっと毎日汗水たらしてボールを投げ続けてりゃ、斎藤佑樹みたくなれるのか。プロ野球選手になれるのか。決してそんなことはないだろって。

つづく・・・