成功とは?

2012年2月20日

18日土曜日に天皇陛下が心臓バイパス手術を受けられました

順調なご回復とのご様子で、一安心ですね!

東大病院の教授と順天堂大の天野教授とのチームで執刀されたそうですが、ここに、私は関心を持ちました

同じ医師として、垣根を越えて『患者さんの為に協力しあう』、『できる限りの体勢を整える』 という姿勢を強く感じました

会見を見る限りでは、執刀医たちは「普段どうり・当たり前」の手術であったことを述べていましたが、相当なプレッシャーがあったのではないでしょうか・・・?

ただ、記者会見の質問に対して天野教授は「成功といえるのは、ご希望の生活に戻られてから・・・」というくだりがありました

『石橋をたたいても渡らない、慎重派』と評される執刀医らしい素晴らしい回答だったと思います!

我々が施術するときに、「治りますか?」と聞かれて安易に答えられない・・・という問題に直面しますが、今回の回答は『治る』の定義をどこに置くのか? ということが大切だ・・・!

つまり、患者さんの希望と、施術する側の現実とが乖離していたのでは『治る』ということにはならない・・・と、いうことではないでしょうか

天皇陛下に今後のことと、現状を詳しく説明し、陛下のご希望で手術に踏みに切られたそうです

陛下は、「3月11日の追悼式典に出席したい・・・」、「来院者に迷惑をかけてはいけないから、休みの土・日に手術を・・・」とご希望されたとのこと

まず、自分よりも国民のことを第一にお考えなのだな?・・・と、改めて天皇陛下の偉大さを感じました


『何の為に?』

相手の為に何ができるか?