自然の驚異!
このたびの台風は風もさることながら、関東甲信・東北地方などで記録的な大雨となり、茨城県では堤防が決壊して浸水どころか、家が流されている映像を見て4年半前の大津波を思い出しました。
50年に一度の大雨と言っていましたが、「50年後にくる」のではなく、明日きても不思議ではないわけで、平和な生活をしていると災害時のことは忘れがち・・・
まさに、「備えあれば患いなし」
国や行政も「まさか!」に備えて治水対策をやってほしいものです。
新潟市で今月からBRT(バス高速輸送システム)なるものが実施されましたが、大混乱となっています。ある論評では「BRTは点と点をノンストップで結ぶことで能力を発揮できる輸送手段であり、専用走行路や専用レーンも設けず、各停留所で乗降させるという従来のバスと同じような運用方法では効果は期待できない」とありましたが、まさにその通り!
運行ダイヤも大幅な遅れとなり、今までは直通の路線も乗り換えしなければならないので、お年寄りにとってはつらい事です。
会社や学校に遅れる人も・・・
私の知る限りでは、新潟市の市長が導入を図り、賛否をめぐって選挙の争点にもなっていました。最初は専用走行路や専用レーンの構想もあったようですがいつのまにか一般のバスと同じような運用方法で実施導入されました。以前、私もバスで出かけたことがありますが、大勢の小学生が料金の支払いでまごまごしたりして時間がかかり新幹線に乗り遅れたことがあります。ましてや連結バスであるBRTでは、大量の乗客を乗せれるという利点が大きな欠点になっています。
私は、やり玉に挙がっている新潟交通は、むしろ「被害者」ではないかと思います。
新潟交通にとっては「想定外」だったでしょう。