整体スクール赤ひげ塾の本部講師をやっています剣持樹です。
いつもコラムをお読みいただきありがとうございます。
「頭寒足熱(ずかんそくねつ)」という言葉を聞いたことはありますか?東洋医学において養生の基本ともいえる考え方の一つです。
文字の通り、上半身は涼しく、下半身は温かくという考え方ですね。
7月に入って「冷え」によるギックリ腰や寝違えの相談が増えてきました。
特に多いのはエアコンによる冷えとサンダル履きで下半身の筋肉が冷えて痛みを起こしてしまうパターンですね。
気温の上昇に伴って薄着になり、シャワー浴が増え、エアコンや扇風機で冷やしすぎてしまうと下半身の筋肉が冷たくなり、血行が悪くなることで更にコリが溜まりやすくなってしまうのです。
そもそもですが、腰痛は腰に原因があるのではなく、多くがおしりや太腿後ろといった「足」に原因が潜んでいるのです。
だからこそ、足を始めとした「下半身」をしっかり温めておく必要があります。
オススメの健康法としては「腹巻き」と「靴下の重ね履き」ですね。
先日も来院されたお客様に靴下の重ね履きをお見せしたところ驚かれました。
意外かもしれませんが靴下の重ね履きは夏の健康管理にはとても効果的なのです。
あなたは「夏バテ」を経験したことはありますか?冷たいものを食べすぎ飲みすぎることで内臓が冷えてしまい消化機能・食欲が低下してしまいますよね。
腹巻きや靴下でしっかり保温することで消化器官の冷えを予防することができますから夏バテの予防にもつながります。
夏こそ下半身を温めてください。
必要とあれば使い捨てカイロも大切です。
夏こそ冷えにご用心!夏こそしっかり湯船に浸かり、湯上がりは保温してください。
特に、夏に腰を痛めやすい方、朝起きたときに腰が伸びない、足が痛い、膝が痛いという方は確実に冷えています。
繰り返しますが健康の基本は「頭寒足熱」です。
トマトやキュウリをはじめとした夏の食材は特に体を冷やします。
食べ物ですら冷やすのですからしっかりと内臓を保温して守りましょう。
また、サンダルを履いた状態で車を運転する方は、エアコンは足下ではなく上から吹き出すように設定してくださいね。
ちょっとした工夫の積み重ねで夏の冷えは予防できます。まずは腹巻きと靴下から始めて見てくださいね。
今回もコラムをご覧いただきありがとうございました。
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