整体スクール赤ひげ塾の本部講師をやっています剣持樹です。
いつもコラムをお読みいただきありがとうございます。
姿勢を良くしたい。日々鍼灸整体院で施術を行っていくなかで相談の多いお悩みです。
肩が右だけ下がっている、首が左に傾いてしまう、鏡で体を見てみるとまっすぐではない、昔からの猫背で悩んでいる、O脚が気になっている、などなどですね。
例えばですが、肩が右だけ下がっているという方が右肩をすこし意識してあげ続けたら理想の姿勢がキープされるのか?といえば答えはNOです。
猫背を気にする方が常に良い姿勢をキープできないのと同じで、無理矢理に作った良い姿勢は長続きしないばかりか、普段力を入れない部分にも緊張が入るので他の箇所に痛みやコリが発生する可能性があります。
では、なぜ姿勢が悪くなるのでしょうか。
それには「歪み」という概念が関係してきます。
このコラムをいつもご愛読の方は「歪み」というものが【良いもの】なのか【悪いもの】なのかの正体をご存じかと思いますが、ここでひとつおさらいしておきますね。
大前提として、歪みは【良いもの】と私は捉えています。
歪みの機能とは、日々の生活で体に蓄積される「負担」を歪むことで「受け流しておく」というものです。受け流している間に体をケアすることで負担が解消し、歪みも消えてしまいます。
生活していれば負担は回避できないものですから「歪み」とは【出ていて当たり前】であり、体にとっては負担を気にせず快適に動けるようにしてくれる、体にとっては頼れる味方ということです。
ということは、姿勢を良くするために何が必要かというと、無理矢理に良い姿勢を作るのではなく歪みの要因になっている体の負担を軽減してあげることが必要になります。
右肩が下がっているのであれば、おそらく腰の高さにも左右差が現れています。
なぜ腰の高さに左右差が出るのかといえば、おしりや太腿後ろのコリや硬さが蓄積しているケースが多いです。そうなると、右肩を上げるのではなく、おしりや太腿後ろにストレッチやセルフマッサージを施してケアすることが有効な対策になるわけですね。
それでもダメなら筋トレですが、まずは全身が映る姿見で姿勢をチェックしてみることが明日の良い姿勢に繋がりますよ。
今回もコラムをご覧いただきありがとうございました。
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