【赤ひげメルマガ#31】整体師に必要な3つの視点

2024年07月20日



こんにちは。
赤ひげ塾卒業生、めぐり施術院の大谷あすみです。





私の自己紹介はコチラからご覧ください。


本日は、【整体師に必要な3つの視点】についてお話しさせていただきます。

3つの視点とは、聞いたことがある方もおられるかもしれませんが、

「虫の目」
「鳥の目」
「魚の目」

のことです。

整体師としてはもちろん、ビジネスや日常の生活でも大事なことだなと思います。
順番にご紹介していきますね。

まず1つ目は「虫の目」。

虫=昆虫類の目は、「複眼」と言って小さな目(個眼)が集まってできています。

例えばトンボは、1万個以上の小さな目がドーム状に集まっています。

その昆虫によって複眼の働きが違うようですが、多くの複眼の特徴の1つとして「視野が広い」ということがあります。

整体師としても、目の前のお客様のお話しをお聞きしながら、お話の内容はもちろん、お話しているときの表情や顔の色、声の調子、口調、身振り手振り、視線など、色々な様子も情報として、カルテに残しています。




2つ目は「鳥の目」。

これは高いところから物事全体を見られる鳥のように、「俯瞰して見る」視点のことです。

例えば、「肩こりが辛い」というお悩みを持つお客様がいたら、肩はもちろん、肩以外にも足元から頭までお身体全体の様子を見ます。

また、カウンセリングの中でも、お答えいただける範囲で、家での過ごし方やお仕事の内容など普段の生活について細かく伺い、生活全体についても見ていきます。

肩こりでお悩み方の中には、下半身が硬い(=筋肉が緊張している)方が多いので、まずはそこへアプローチすると、肩が楽になる方が多くおられます。

このように、症状の出ている場所に原因があるとは限らないので、お身体全体を見ることが大切です。また、生活全体を見ることで、症状が出る原因を探り、対処法も考えることができます。




最後は「魚の目」。

魚は川や潮の流れ・満ち引きを感じながら、行動しています。

そのように、虫の目・鳥の目で得た情報から、なにもしないでいるとどうなるか、またセルフケアなどを取り入れていくとどうなるか、など先の見立てをすることで、ご自身の身体の方向性を考えることができます。



以上の3つの視点を意識しながら、お身体の持ち主であるご本人の意思・希望を第一に、ご希望の生活が送られるサポートを整体師としてこれからもさせていただきたいなと思っています。


お読みくださり、ありがとうございました!


整体師の大谷あすみでした。



次回は剣持 拓未(タクミ)さんです。

お楽しみに。




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