腰痛
整体院における主な不調トップ3に入るであろう症状。
それが腰痛です。
一言に腰痛といっても、長年患っているような慢性的な腰痛や、ぎっくり腰をはじめとしたいきなりやってくる急性の腰痛、痛みだけでなくシビレを伴うことの多い椎間板ヘルニア・腰部脊柱管狭窄症といった日常生活に多大な影響を与える腰痛と多岐にわたります。
腰痛を感じた際に、多くの方がまずは腰をマッサージしてみたり、トントンと叩いて改善を図ることが多いのですが、残念ながら一時的な痛みの緩和程度しか実感することができないでしょう。
これはなぜかといえば、腰痛を感じている場合、「腰部」そのものに原因があるのではなく、「腰部以外」に原因があることがほとんどだからです。
具体的には骨盤から下半身の筋肉に原因があることが非常に多いのです。
バランス活性療法では、骨盤の歪みを整えることと、下半身を中心としたアプローチで人間に本来備わっている「自己治癒力」を高め、不調の改善を図ります。
腰痛の場合も、腰に痛みを感じているからと言って、腰ばかりにアプローチするのではなく、体全体を検査し、なぜ腰に痛みが出る必要があるのかを調べ、最適な手順で不調の改善と再発予防につなげていくのです。
腰痛におけるセルフケア
整体で如何にして整えていくのか
バランス活性療法におけるベースの技術として基本検査法、バランスチェック、基本療法があります。
基本検査法は、体全体の歪みを見える形にし、なぜこのように歪む必要があるのか、どうして不調につながっているのか考察するための情報となります。
そして、検査で得られた情報をもとに「バランスチェック」を活用して骨盤がどのように歪んでいるのか、全体的にどこから・どのように整えるべきなのかを調べます。
バランス活性療法における「基本療法」は、体全体を満遍なく整えることができる整体テクニックですが、手技の半分以上が下半身からアプローチしていきます。
人間は二足歩行であり、骨盤を支えているのも二本の足です。
当然ですが、下半身に負担がかかっていれば、バランスは崩れます。
その崩れたバランスがどこに影響するかといえば骨盤になるのです。
下半身の影響で骨盤に傾きが起これば、それは上半身にも作用します。
だからこそ、骨盤を支えている下半身から整えるべきなのです。
腰の痛みを訴えている方の多くが下半身に筋肉の緊張を感じています。
人がお辞儀をする際、上半身が前に倒れる代わりに下半身は後ろへ動きます。
前に向かう上半身に対してバランスをとる必要があるので下半身は後ろに向かうのです。
その際に、下半身の筋肉に緊張があり、しなやかに動くことができない場合は上半身を支えることができなくなるため痛みを感じるというわけです。
慢性の腰痛でも、急性の腰痛でも、まずは骨盤を整え、それを支える下半身へのアプローチは欠かせません。辛い部分だけでなく、全体的に体を把握し根本原因へアプローチするためには足から全体を整える必要があるのです。
もちろん、下半身に筋肉以外に骨盤周辺の関節も必要に応じて動かし・整えていきます。
バランスチェックでどの部位にどの手技を使うべきなのか、どのくらいの回数を行うべきなのか調べ、アプローチしていくのです。
部位にとらわれないことで、私の院では10年以上患ったケースの腰痛や、整形外科で原因不明と言われた腰痛も改善につながっております。
複数の整形外科や施術院を行脚した30代男性のケースでは、しつこい腰痛の原因が仕事場や自宅での冷えでした。
どんな施術を受けても、自宅に帰った際にすでに気になってしまうという訴えでしたが、基本検査とバランスチェックで調べてた結果、日常生活における「冷やしすぎ」ともいえるほどのエアコンの多用・シャワー浴・極薄着での就寝といった不摂生が原因でした。
エアコンの設定温度を高め、就寝時の服装も地肌が露出しないよう促し、入浴でしっかりと体を温め、適切なストレッチと施術を継続したことで今は元気にお仕事に励んでいます。
このように赤ひげ塾のバランス活性療法では、施術者の経験や知識に限らない自由な発想と施術テクニックで腰痛にアプローチしております。
1人でも多くの腰痛難民解消のため、あなたも赤ひげ塾で整体を学んでみませんか。