整体スクール赤ひげ塾の本部講師をやっています剣持樹です。

いつもコラムをお読みいただきありがとうございます。

一気に夏の気温に近くなり、まだまだつぼみが続くと思った桜も満開で咲き誇っていますね。

気温が高くなることで服装も薄着に近くなり、冷やしやすい時期となっております。

日中の気温に合わせて服装を決めてしまうと、

日暮れとともに気温が下がったときに体に冷えや疲れが蓄積してしまうわけですね。

実際、気温が高くなってきたころから「急に痛くなる」パターンでのご相談は増えております。

足や腰を触ってみると「ひんやり」しており、ひどい例ではお臍の周辺も冷たく固まっているほどの冷え具合。

寒いときは誰もが冷えに気を付けるのですが、

暖かくなると途端に冷やしやすくなってしまうのが現代社会の生活です。

シャワー浴やエアコンの多用といった生活習慣が要因になって

冷えやすい生活をしている方は非常に多いです。

急性腰痛や寝違えなどでお困りの方の生活習慣を聞いてみると、

ほとんどの方が「短時間の入浴」「薄着での生活」「運動不足と柔軟不足」に当てはまります。

暑い季節だからこそ、体を温めてください。

しっかり保温してください。

腹巻はもちろん、靴下の丈も長目がお勧めです。

1日の気温差が激しい時期や、真夏日が続く時こそ急な腰痛は流行ります。

すでにぎっくり腰などを経験した方で、毎年同じ時期に痛めるという経験はありますよね。

ぎっくり腰を1度でも経験すると「癖」になるというお話を聞いたことはありますか？

来院される方からよくいただく質問なのですが、

実はぎっくり腰は「癖」になることはありません。

「癖」という字を辞書で引いてみると

【かたまった習性。かたよった好み。くせ。】

とあります。ぎっくり腰を引き起こす生活習慣・習性が改善されないから繰り返すだけで

ぎっくり腰自体の再発予防は難しくありません。

先述の温め・保温・運動・柔軟を生活に取り入れるだけです。

原因が解決すれば繰り返すことはありませんからね。

ちなみにですが、いきなりすべてを始める必要はありません。

まずは手軽な10分程度の入浴と靴下・腹巻の着用はいかがでしょうか。

余裕が出てきたらアキレス腱のストレッチなどもいいですね。

やるべきことをやるだけで、今よりもっと快適に過ごせますよ。

今回もコラムをご覧いただきありがとうございました。

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