整体スクール赤ひげ塾の本部講師をやっています剣持樹です。
いつもコラムをお読みいただきありがとうございます。
ここ数年のお話ですが、私の施術院に訪れるお子さんの割合が増えてきています。
症状は様々なのですが、多くは「膝の痛み」「足の痛み」「姿勢の悪さ」「自律神経系の不調」「強すぎる生理痛」などです。
このコラムをご覧になっている大人世代の方からすると驚かれる事実なのではないでしょうか。
私も今年で39歳になります。
小学生時代を振り返ってみても膝が痛かった記憶や腰痛・肩こりの記憶はまったくございません。
どうしてこのようになってしまったのでしょうか。
そもそもなのですが、人は「冷え」「運動不足」「柔軟性の低下」によって血流が悪くなり歪みの蓄積から痛みや不調が起こりやすくなります。
反対に、体を「温めて」「動かして」「ストレッチをする」ということに気をつけると血流が促進され歪みの蓄積が解消されて痛みや不調が改善します。
これを健康の三原則としましょう。
不調を訴えるお子さんの生活習慣を伺うと、総じて「冷え」「運動不足」「柔軟性の低下」がみられました。具体的にはシャワー浴中心の生活や、ゲームばかりで体を動かす習慣がないだけでなく服装もおしゃれが優先で薄着になり親御さんの目線から見ても「寒そう」な格好であることが多く「靴下」も嫌いだから裸足でいることが多いとう状況です。
更には動かす習慣がないことから体がとても硬くなっています。
本来であれば社会人になってから出てくるであろう不摂生が学生時代から出てしまうケースが増えているということですね。
お子さんのお悩みの場合、施術で体を整える事はもちろんなのですが、一番大切に考えていることは「生活習慣の改善」です。
過去の例であれば、ギックリ腰で来院した中学生の女の子。
原因が「冷え」でしたので全身を整えて自宅での入浴方法を「シャワー」ではなく「湯船」に切り替えていただいたことで1度の施術のみで腰痛が出ない体を作ることができました。
健康には毎日の生活習慣の積み重ねが肝心です。
悪い習慣を続ければ悪化し、良い習慣を続ければ改善して予防できるものなのです。
これは年齢に関係なくすべての方に言えます。親御さんが肩こり持ちや腰痛持ちだったとしても関係ありません。やるかやらないかだけの世界です。
そして、少しの改善も続けることで大きな結果に繋がります。
秋になり冷える日が増えてきましたね。
健康の三原則を参考に快適な秋をお過ごしください。
今回もコラムをご覧いただきありがとうございました。
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講師 剣持 樹