整体スクール赤ひげ塾の本部講師をやっています剣持樹です。

いつもコラムをお読みいただきありがとうございます。

学生時代の部活動や体育の授業の際に行っていた「準備体操」を覚えていますか？

学生時代に肩こりや腰痛を感じている方は少ないです。

もちろん、部活動などでハードに身体を酷使していれば痛みで悩んだ経験がある方もいらっしゃるかと思いますが一般的には少ないものです。

多くの方は社会人になってから痛みを経験しているのではないでしょうか。

健康の基本は「温め」「運動」「柔軟性」の３つです。

社会人になったとき、この３つが「冷え」「運動不足」「固まる」といったことで崩れていきます。

そこで痛みやコリが蓄積しやすい身体ができあがってしまうわけです。

「労働」と「運動」は、文字は違いますが、身体を使う・筋肉を使うという点では同じです。

しかし、運動では行っていた準備体操を労働の際に行っている方は少ないのではないでしょうか。

そこに慢性症状や季節的な不調を改善するヒントがあるのです。

長年の肩こりや毎年繰り返すギックリ腰などありましたら日常生活を見直すチャンスです。

特に、寒くなり始める時期、気温差が大きくなる時期、サンダルやブーツといった「スポッと履ける履物」が増える時期は準備体操が重要なキーワードになります。

労働による疲労の蓄積を日々の準備体操や仕事後の整理体操でケアして頂ければ多くの慢性症状が快方に向かうことは間違いありません。

コロナ禍以前に介護施設にて腰痛予防の教室を行っていたのですが、2年ほど関わらせていただいた施設では、それまで複数件みられた「労災」案件が0件になったとお喜びの声をいただくことができました。

介護や福祉施設のスタッフさんは腰痛をはじめとした不調を原因に離職される方が少なくありません。

それほどに過酷なお仕事であります。

だからこそ、準備体操や整理体操といった日頃のセルフケアが重要になってくるのです。

すでに症状が出ている方の場合はその不調に特化したセルフケアがオススメですが、今段階特にしんどい箇所が無いのであれば、学生時代に行っていた準備体操や整理体操を毎日の生活習慣に盛り込んでみてはいかがでしょうか。

1週間、1ヶ月と続けることで今よりずっと身体が楽になっていきますよ！

今回もコラムをご覧いただきありがとうございました。

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