整体スクール赤ひげ塾の本部講師をやっています剣持樹です。

いつもコラムをお読みいただきありがとうございます。

今回のコラムでは、これからの積雪を見越して冬に多い腰痛の要因についてお伝えいたします。

季節であれば、夏と冬がギックリ腰の流行するシーズンです。

共通点は「冷え」と「下半身の運動不足」ですね。

夏にはエアコンとサンダルで、冬には気温の低下と長靴・ブーツで引き起こされるわけです。

もっと踏み込んでご説明をしますと、そもそも腰痛の原因が腰にはないということをお伝えしておきます。

「え？！」と思いますよね。

そうなんです。実は、腰が悪くて腰が痛くなると言う人は意外と少なく、整体院に来院される多くの方は下半身の運動不足や冷えによって腰痛を引き起こしているのです。

そしてこの冬。

これから雪が降り、長靴やブーツでの外出が増えてくると、スポッと履く履物は足の甲に靴を引っかけて歩くので自然と足を上げず、引きずって歩くことになります。

足を引きずって歩くとふくらはぎだけでなく、お尻やふともも裏に疲労が蓄積して腰痛を引き起こしてしまうのです。

だからこそ、冬の長靴やブーツは必要最低限にして、毎日しっかり湯船に浸かっておきたい訳です。

雪が降ったら、是非ご自身の足跡をチェックしてみてください。

雪に足を引きずったラインが出ていたら、その日はしっかりとお尻とももうら、アキレス腱へのストレッチをオススメいたします。

通常であればスニーカーを履けば足が上がるのですが、中には良い靴を履いていても足が上がらない方がいらっしゃいます。

何も段差がないのに躓くことが増えていませんか？お尻やふともも裏に痛みとは違っただるさや張りを感じていませんか？そんなときは是非足指の動きにも注目してみてください。

足の指でグー・チョキ・パーができますか？

グーの際にはしっかり指が握れていますか？

外反母趾や、小指が内側に変形する内反小趾がある場合、足指がしっかり使えていないことが腰痛に繋がっていく方もいらっしゃいます。

腰痛の原因は足下から。

毎年冬に腰痛に悩まされる方は是非ご自身の足下をチェックしてみてくださいね。

今回もコラムをご覧いただきありがとうございました。

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