初春

2015年2月3日

立春から啓蟄(3月6日)の前日までを「初春」ともいいますが、2月の別名「きさらぎ」は寒さのために、更に着物を重ねて着る「着更着」と書くという説もあるように、まだまだ寒さの厳しい日々が続きます。しかし、梅見月とか木目月ともいわれるように、一日ごとに日は長くなり、木々も芽吹きの準備を始めます。春は着実に近づいてきています。

2月4日は「立春」一年の始まりともいわれていて、その前日は「節分」、いり豆をまいて厄除けや邪気を祓い、新しい年を迎える習わしです。

「恵方巻」なる風習も広まってきましたね、バレンタインデーのように定着するのでしようか?

何にせよ、各行事には子供の成長を願ったり、無病息災を願ったりと、健康で安全に暮らせるようにとの庶民の願いが込められています。健康で過ごせることに感謝をして季節の行事は大切に残していきたいものです。

今年は例年より雪が多いとか言われていますが、私のところは逆に雪が少なく、山沿いに雪が集中しているような感じです。特に今年の雪は湿っていて重いのが特徴だとか、気温が高く、合間に降った雨などを雪が吸収して例年の何倍も重くなっていて、発電所や旅館の屋根が崩落したりという被害も出ています。

自然の力には到底かないませんが、穏やかに春を迎えたいですね!。