新年度!

2015年4月1日

いよいよ新年度です。
入学式や入社式などでは、緊張の中にも希望にあふれた新入生や新入社員の真剣なまなざしは頼もしさを感じますが、ランドセルに振り回されているような可愛らしい一年生を見ると、思わず顔がほころんできます!
それぞれが試練や経験を積んで素晴らしい未来を勝ち取ることを願っています。

四月は、このはとりづき(木葉採月)とか、なつはづき(夏初月)、ばくしゅう(麦秋)、はなのこりづき(花残月)、うえつき(植月)など、さまざまな呼び名がありますが、それぞれに味わいのある呼び名ですね。また、世界中で、今日4月1日 は エイプリルフールとして、「嘘」がゆるされる日ともいわれています。たわいのない、笑えるような嘘でしたらいいのですが、オレオレ詐欺や人をだます、被害を与えるような嘘は願い下げですね。一番すごい嘘は、「私は嘘をつきません」というものだそうです。ある国の嘘つき大会では「禁句」になっているとか。過去には似たな発言をした首相がいましたが…

道端や庭の雑草なども、いつの間にか目につくようになりました。冬眠から覚めたクマは真っ先にフキノトウを食べるといわれています。あの独特の苦みが冬眠中のお腹に溜まったものを浄化してくれるのだとか。春の野草や山菜には「春の息吹=生命力」が感じられます。菜の花やヨモギ、フキ、竹の子、たらの芽やノビルなどの「ほろ苦さ」と「春」を楽しみましょう。
人間にも春の変化があります。東洋医学では二千年以上前から人間の心身を「小宇宙」と捉え、そのバランスを取ることで病気の予防や治療をしてきました。春は生命エネルギー(気)が活発になりやすい時期だけに、東洋医学では気力を養う生活を勧めています。また、「未病治」といって、病気が起こる前の状態のうちに治してしまおう、予防を日常の養生で行おうという考え方があります。これは、心身のバランスをとることを日常の生活の中で無理なく励行しようというものです。冬の間はどうしても運動不足になりがちです。お花見を兼ねて外へ出かけてみましょう!
また、毎日の食事はユネスコの無形文化遺産にも登録されて、世界的にも注目されている日本食がお薦めです。食事内容の割合は、主食の炭水化物を4、野菜や海草類などを2~3、肉・魚・卵などの主菜は1という割合で摂取し、大切なことは必ず一口30回以上はかむことだそうです。まずは、できることから・・・