ー整体師になろうと思ったきっかけは?
もともと子どもの頃から整体に興味がありました。私のおばあちゃんが私にマッサージをしてくれて手のぬくもりとかほぐされることの快感をそのとき覚えていたんです。こういうことで人の体をよくする仕事をしてみたいなって、そのときは漠然と思っていました。でも、そのときはマッサージ師ということしか知らなくて、その夢は持ちながらも全然違う教育関係の仕事をしていました。
30歳手前になる手前までその教育関係の仕事をしましたが、体力の限界などいろいろな理由があり、もう一度何か新しいことをやりたいなと思ったときに子どもの頃に憧れていた(当時はマッサージ師でしたが)整体師という道を考えました。
ーいろいろ整体のスクールもあったと思いますが?
いろいろ調べましたね。赤ひげとの出会いは塾長先生(前塾長)の本を読んだことがきっかけです。私は大型書店で整体の本を一つずつしらみつぶしに読んでいたんですが、塾長先生の本は他の本には書かれていない「儲けることではなく、治すことを考えろ」という文があって。儲けたいわけではないですけど、そちらに惹かれていた分、頭を打たれたというか。目からウロコの衝撃を受けて、この先生は何かすごいことを言ってるんじゃないかって思って、即買いをして赤ひげの道に入りたいなと思いました。
ー実際研修を受講してみていかがでしたか?
私の場合は、研修生が私ともう一人の方の2人で、先生に習ったのを患者と術者側になってやり合いをしました。自分自身その当時不調があり、実はその研修に始まる前に病院にかかってたんですけど、治らなくて病院にもちょっと愛想を尽かしていました。
不調な状態で研修に入ったんですけど、赤ひげの研修中に自分の体が治ったということで感動を覚えました。赤ひげの研修は習ったら即、自分の家族とか友達にモデルとして施術の練習をしますが、モデルとして施術をした父のぎっくり腰も治ったっていうダブルでうれしいことがありました。
ー開業してみてどうでしたか?
最初は、そんなに自分が頑張って新規の人をというよりも、前の職場の知り合いの人とか、私の知り合いの人がみんな来てくれるっていう形で、特に集客に苦労はしませんでした。ただ、やっぱり皆さんある程度何回か来てくてれも、お試しで来てくれていたというのがあり、それが過ぎたら本当に治りたい人しか続かなくて、そこからちょっと試練がありました。チラシを配ったりというよりも、私はまず地域の人に自分のことを知ってもらうのが大事かなと思って、地域のイベントとかに色々出て仲良くなっていく中で、あなたは何をしている人?ってなりました。そこから「整体師です」っていう流れで自分にまず興味を持ってもらって、整体につなげるっていうことをしていきました。
ー今後はどのようにしていきたいですか?
長野県には支部がたくさんあって、講師の先生もたくさんいらっしゃるので、私も今講師の勉強をしているんですけども、私はちょっと形を変えて、ありがたいことに友達が全国にもいるので呼んでもらって長野を出て県外に行ったりしたいです。
全国にも講師や少ない赤ひげ療法院が少ないところもたくさんあるので、講師として派遣してもらって、色んな人に広めていきたいなっていうのはあります。
ー臨床のエピソードや手技をやってて面白いなと思った発見はありましたか?
「バランスチェック」という診断法が私はとても面白くて。実際、患者さんが来られた時にそのそれを元にやっていくんです。私が占い師ではないかっていうぐらい、本人も意識してなかった色んなことがこう当たるというか。体からのメッセージが色々出てきて、な身体は勿論治ることで喜ばれるんですけども、性格が明るくなったとか、妊娠できるようになって、実際、赤ちゃんが楽に埋めるようになったとか、その実際施術に来てもらって悩みを打ち明けてもらって。それを赤ひげのバランス活性療法で改善していくことで、人生がと言ったら大げさかもしれないですけど、体が良くなること、プラスアルファの付随するものがたくさんいいことが、皆さんあったと言っていただいてて、私もすごく励まされてやりがいを感じていることがあります。
ー整体師を目指す人へのメッセージ 私も整体に興味を持って色々調べた一人で縁があって赤ひげ塾に入ったんですけども、やっぱりアフターフォローがすごく手厚い。困った時にはいつでも相談に乗ってくださるし、先生同士、研修生同士も横のつながり、仲間づくりが凄く大事にされてるので、そういう意味では資格を取ってから終わりではなくて、研修もたくさん全国でありますので、要は本人のやる気次第でそれを伸ばしてもらえるという意味では、赤ひげ塾はすごいところかなと思います。