肩こり

肩こりと一言にいっても、お悩みの方によってそれぞれ原因は違うものです。

また、肩の筋肉がカチカチでも、本人がツライと感じていなければそれは肩こりとは言いません。

肩こりを大まかに分類すると

①姿勢による肩こり

②肩周辺の筋緊張による肩こり

以上の2つになります。

姿勢による肩こりの場合、首や肩の筋肉を揉んだり叩いて血行を改善してもすぐにぶり返してしまいます。下半身の筋肉に起因する姿勢の不良があるため上半身には根本的な原因が存在しないからですね。

凝っている部分への施術で改善するのは②のタイプの肩こりになります。

肩こりへのセルフケア(肩甲骨周辺への直接アプローチ)

下半身の筋肉に原因がある肩こりへのセルフケア

バランス活性療法における考え方

バランス活性療法では、肩こりに関しても全体的にアプローチしていきます。

肩周辺の筋緊張による肩こりの場合、何かしらの原因で肩の筋肉に血行不良や異常な緊張が表れておりますので要因を独自検査法である「バランスチェック」にかけて探していきます。

検査によって原因の筋肉がわかれば、そのままアプローチ法もチェックしていきます。

バランス活性療法では全体を整える「基本療法」と「骨盤調整」を軸に、各部位に追加して行う「応用手技」が存在します。

バランスチェックでアプローチする部位を特定したら、その後は不調の改善に必要な応用手技をチェックしていきます。

例えばですが、肩甲骨周辺の筋肉が固まって動作に制限が出ていることが肩こりの原因であれば、肩甲骨周辺の運動不足を解消する手技が検査で反応しますので必要回数行っていくわけです。

肩こりを経験したことのある方は、ご自身で肩をマッサージした経験もあるのではないでしょうか。辛い側の肩をマッサージした際に、肩周辺の筋緊張が原因であれば改善しやすいのですが、すでに慢性的に長期間不調を感じているケースの場合は、肩そのものだけでなくほかの部位が関係して発生している肩こりの可能性があります。

整体院で対応する肩こりについては、ご自身でマッサージなどをしてみたものの改善が見られなかったケースが多くなるので、肩以外の原因による肩こりですから先ほど紹介した「姿勢が原因になっている肩こり」の可能性が非常に高いです。

バランス活性療法では、根本原因にアプロ―チして体を整えていきます。

歪みの蓄積による姿勢の悪さによって起こっている肩こりの場合は、「なぜ姿勢が悪くなるのか」に着目する必要があります。

例えば姿勢の悪さの原因の一つに、下半身の筋肉の疲労や緊張があります。

足に疲れが溜まり、足の筋肉が伸びにくくなることで腰を伸ばしにくくなります。

伸ばしにくくなった腰は、丸まりやすいために背中も連動して丸まってしまいます。

丸まった背中の影響で、肩甲骨周辺も丸まることから、いわゆる「巻き肩」となり、頭も連動して前方に傾いてしまうことで「猫背」に繋がっていくわけです。

肩よりも頭が前方に出てしまった場合、飛び出した頭の重みを首筋から肩の筋肉で支えることで慢性的な肩こりを感じやすい姿勢が生まれるのです。

このような要因の肩こりの場合、肩甲骨周辺の筋肉の緊張を緩めるだけでは解決できないということがご理解いただけますよね。

だからこそ、肩周辺のセルフマッサージではなかなか解決しない肩こりが生まれてしまいます。

バランス活性療法の基本療法と骨盤修正では、骨盤の歪みと傾きを整えた後に、基本の9種類のテクニックで下半身を中心とした筋肉の緊張を整えていきます。

更に必要なアプローチポイントがあれば、バランスチェックを介して手技の選定を行い必要に応じて手技に組み込んでいきます。

目の前の方の不調とその要因に合わせて施術内容をカスタマイズし、適切なセルフケアについても独自の検査法である「バランスチェック」にて導き出すので無理なく改善につなげることが可能となります。

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