整体スクール赤ひげ塾の本部講師をやっています剣持樹です。

いつもコラムをお読みいただきありがとうございます。

実は、冷えは暑い時期ほど深刻になるということをご存じでしょうか。

暑さが増せば、冷やす機会も増えてきます。

そこで今回のコラムでは血流と冷え改善のための「ストレッチ」をテーマにお届けいたします。

下半身を冷やしすぎることでおこる不調のサインが「起床後の痛み」になります。

寝床から起き上がり、歩き出すと踵や足が痛む。階段を下った際に体重をかけることで痛みを感じる。立ち上がって腰を伸ばそうとするも痛くて伸びない。このような不調を感じたことはありませんか。

そんな時はふくらはぎ周辺の筋肉がカチカチになっていることが多いです。

サンダルでのお出かけが増えていませんか？裸足での生活が長くなっていませんか？

カチカチになった足首やアキレス腱は、ストレッチや足首周辺のセルフケアで解決いたします。

やり方は簡単です。

写真のように足を組み、足をくるくる回してみましょう。

回しやすい方向に３０回ほど回転させたら、反対回しも同じ回数行います。

これを３～４セット繰り返すことで足首周辺・ふくらはぎ周辺の筋肉の血流が促進し、しなやかな筋肉が戻ってきます。

こちらのセルフケアは寝る前に行っても有効ですし、起きてから行ってもよいです。

一日の中で複数回行えば、むくみの予防にもつながりますし、疲労をため込むことがなくなりますのでスッキリ快適に過ごすことができるようになりますよ。

足がつりやすいという方にもお勧めしている方法なので「こむら返り」でお悩みの方も是非お試しください。

更に、足首を回す前にアキレス腱のストレッチを行うと血流アップに対して相乗効果も期待できますね。

伸ばして、動かして、温めるようにケアをすることで筋肉に原因のある不調の多くが改善可能です。もちろん打撲などのケガによる痛みの場合は改善に時間が必要ですが、血流が悪い程度の原因であれば上記のセルフケアを継続することでグッと楽になっていきますよ。

原因に合わせた対策を行うことで、冷え由来の不調を快適に乗り切っていきましょう。

今回もコラムをご覧いただきありがとうございました。

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