整体スクール赤ひげ塾の本部講師をやっています剣持樹です。

いつもコラムをお読みいただきありがとうございます。

今回のコラムでは日常で比較的手軽に取り組めるセルフケアについてお届けいたします。

まず、私の健康論の基本ですが、生活サイクルの中に「温める」「動かす」「伸ばす」といった要素を入れることを重視しています。

これは、体の血流を促すポイントになる要素です。

そして、この３つと合わせて大切にしているのが「自律神経バランス」です。

自律神経とは、交感神経と副交感神経の２つからなる神経で、体を自律的にコントロールしている神経です。交感神経が高ぶると体が「緊張」し、副交感神経が高ぶると体は「リラックス」します。

過度なストレスや、冷え、疲労などが蓄積すると、この自律神経バランスが崩れてしまい、朝なのに眠い、夜なのに目が冴えてしまうといった自律神経の不調が出てきてしまいます。

また、交感神経はエネルギーを消費する神経、副交感神経はエネルギーを蓄積する神経であるという考えもあり、なかなか疲れがとれないという人の場合、体をチェックしてみると自律神経のバランスが崩れており交感神経が高ぶりすぎてエネルギーを消費し続けてしまっていたというケースも過去に私の院ではみられました。

３つの要素と、自律神経バランスを整えるなら、以下の３つの方法がオススメです。

１つ目は「ため息をつきましょう」。

息を吐いたときに副交感神経が高まります。

入浴や適度な体操で意図的にため息の出るような習慣を取り入れましょう。

２つ目は「日光を浴びましょう」。

自律神経は、散歩のような手軽な運動と共に日光を浴びることでバランスを保つことができます。

５分程度から始めてみませんか。

３つ目は「特に下半身を伸ばしましょう」。

運動不足や疲労の蓄積は、実は下半身からなのです。

アキレス腱をはじめとした足の筋肉を伸ばしましょう。

以上の３つを生活に取り入れて快適な自粛生活をお送りください。

今回もコラムをご覧いただきありがとうございました。

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