「保温」を制するものは腰痛を制す!?

2023年05月18日

整体スクール赤ひげ塾の本部講師をやっています剣持樹です。

いつもコラムをお読みいただきありがとうございます。

ゴールデンウィークも無事に終わりましたね。

連休の頃から「ギックリ腰」「寝違え」の相談が増えております。

お家のお片付けで、日頃使っていない筋肉を酷使してしまったケースもありましたが、中でも目立ったのは「心当たりがない」というケース。

実際にお体をチェックしてみると、冷えている方ばかり。

腰や足が冷たく、下半身の筋肉は血行不良でカチカチの状態なんてケースが目立ちました。

いきなりギックリと痛みが出たのでは無く、段々と悪化したような場合は冷えを疑ってみると良いですよ。

気温差が出る時期にオススメの対策は、「保温」です。

前回のコラムでもご紹介したような「柔軟体操」も大事な要素ですが、気温差の場合は「冷やさない」という工夫が重要になってきます。

具体的には腹巻きの着用と靴下を履くこと。

可能なら靴下は2枚重ねておけると良いですね。

靴下の長さについても、「くるぶしソックス」のような足首周りまで布地が届かないものよりは、くるぶしより手のひら1枚分上まで布面積があるタイプが良いですね。

腹巻きについては特別分厚くある必要はありません。

薄手のタイプでもしっかり保温は可能です。

しかし、筋肉が少ない方、やせ体型の方の場合は「使い捨てカイロ」も併用できるといいですね。

これは、腹巻き・靴下を3日程度使ってみても改善を感じない場合に追加で「おへその下」か「骨盤の少し上」のどちらか、場合寄っては両方へ使い捨てカイロをつけると更に効果的です。

湯船に入るなどの温めも有効なのですが、「持続的に温める」という点で使い捨てカイロは非常に優れています。

暑ければ外せば良いですしね。

筋肉が少なかったりやせている方はどうしても体の「熱」を上手く作ることができません。

そこで、外部から熱を取り入れることが有効な対策になるのです。

ストレッチや運動が重要なのはもちろんですが、取り入れやすく続けやすい対策としては「保温」が一番ではないでしょうか。

お手元に腹巻きはありますか?重ねて履ける靴下はありますか?是非使ってみてください!温めこそが予防の第一歩です。

今回もコラムをご覧いただきありがとうございました。

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講師 剣持 樹

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