整体スクール赤ひげ塾の本部講師をやっています剣持樹です。

いつもコラムをお読みいただきありがとうございます。

先日、子育て支援センターからのご依頼で育児中の親御さんに向けた「こどもの健康」に関してお話ししてきました。

お話の中では「足指の健康」についても触れたのですが、これからの時期に「足指」が大切になってきますので今月のコラムテーマは「足指と健康」についてお届けいたしますね。

さて、最近はお子さんに関しての相談が少し増えています。

マラソン大会をはじめとした運動の機会が増えたことで痛みや不調を抱えるケースが多いからのようです。

相談いただくお子さんの足指をみてみると殆どが変形しています。

足指が変形すると、体重を分散させることができなくなり下半身から腰にかけての負担が増えて限界を迎えれば痛みが出るわけです。

因みに大人の腰痛や肩こり、猫背や巻き肩といった不調にも足指が関係してきます。

良い機会ですので本コラムの写真とご自身の足指を見比べてみてはいかがでしょうか。

指と指の間に隙間はありますか？

親指と小指は扇状に広がっていますか？

爪はキレイですか？

足指でグー・チョキ・パーはできますか？

（グーは床に置いた靴下をつかめるくらい曲がっていますか？）

理想の足指の動きはコチラになります

足指に変形が強い方ほど踵に体重が掛かりやすくなってしまいます。

そして、踵に体重が掛かり続けることで太腿の裏やお尻、ふくらはぎやアキレス腱に掛かる負担も増えていきます。

その負担が腰痛や肩こりに繋がっていくのです。

辛い部分を揉んだり叩いたりしても治らない慢性的な肩こりや腰痛は下半身から生まれていると言うことはこのコラムを長年ご覧になっている方にはすでに「当たり前」ですよね。

足指が曲がる原因は「サンダル」「スリッパ」の常用です。

運動靴のような踵が固定されていない靴は指が変形する原因になるのです。

足指の隙間がなくなり、曲がって固定され、外反母趾や内反小趾に繋がるのですから、負担の掛かる履物を履いた後やすでに変形がある方は指を矯正しましょう。

オススメは「ゆびのば体操」です。

手の指を足指の隙間に入れて曲げ伸ばしをサポートします。

詳細はyoutubeなどで「ゆびのば体操」で検索してみて下さいね。

１ヶ月は続けていただけると段々指が整ってきますよ！是非お試し下さい！

今回もコラムをご覧いただきありがとうございました。

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