整体スクール赤ひげ塾の本部講師をやっています剣持樹です。
いつもコラムをお読みいただきありがとうございます。
4月になり、新しい職場や環境に変わった方も多いのではないでしょうか。
体の緊張から「自律神経」が疲れてしまい不調を感じるケースが増えています。
そこで今回のコラムではいつもより緊張する場面が増えた方におすすめのセルフケア法をご紹介させていただきますね。
まず自律神経について少し解説をしますが、自律神経には緊張に関係する「交感神経」とリラックスに関係する「副交感神経」の2種類が存在します。
呼吸であれば、息を吸ったときに交感神経が働き、吐く息のときに副交感神経が働きます。
わかりやすくお伝えすると、驚いた時や緊張の瞬間は「ヒュッ」と息を吸い、リラックス・安堵の瞬間は「ふぅ」と吐く息が出ることを想像してもらえばイメージしやすいのではないでしょうか。
また、交感神経は「エネルギーを消費する」神経と考えられ、副交感神経は「エネルギーをためる」神経ともいわれています。
交感神経と副交感神経はお互いにバランスを保っており、片方の神経が強く働きすぎてしまうと体の働きが崩れてしまい不調の要因となるわけです。
さて、ここまでで自律神経と交感神経・副交感神経についてはお判りいただけたかと思います。
今度は緊張が続くとどうなってしまうのか?についてですが、先ほどお話しした通り、交感神経の緊張が続くと体のエネルギーは消費されるばかりです。
寝たのに疲れが取れない、動こうと思っても体に力が入らないなんて方はこの典型例かもしれません。
緊張しやすい時期であり、緊張が続きやすい時期である今こそ、日常生活に「リラックス」が必要になってくるのです。
単純にリラックスといってもどうしたらいいのかわかりませんよね。先ほど「リラックスには副交感神経」が関係すると書きました。吐く息を意識して行うことで体を緩めることが可能なのです。今日一日、しっかり「ため息」をついた自覚はありますか?
「はぁー」でも「ふぅ」でもよいので一日の合間に複数回「意識的にため息をつく」ことを実践してみてください。柔軟をしながらでもよし、湯船に入りながらでもよし、やることに意味があります。
毎日の生活にバランスをもたらすため、「意識的なため息」はおすすめですよ!
今回もコラムをご覧いただきありがとうございました。
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