姿勢の意味とその対策

2023年11月06日

整体スクール赤ひげ塾の本部講師をやっています剣持樹です。

いつもコラムをお読みいただきありがとうございます。

整体師というお仕事をしていると、様々な「姿勢」を目にします。

今回のコラムでは、姿勢が教えてくれる体のサインについてご紹介いたします。

コラムを読みながら一緒に確認してみてください。

最初は立った姿勢から見てみましょう。

何も意識せずに立った状態になります。

さて、手はどの位置にありますか?

理想は体の真横ですが、体より前にある場合は

「肩が丸まっている」「背中が丸まっている」サインです。

肩こりがしつこい場合はこの姿勢を改善できると良いですね。

丸まった背中をシャキッとさせるためにはお尻や太もも裏のストレッチが有効です。

マッサージももちろん有効ですので

ご自身でもみほぐす・伸ばすなど行っていただけると次第に改善していくことが期待できますよ。

次に正座をしてみましょう。

できない方はこの項目は飛ばしてくださいね。

膝を見たときに、左右の膝は均等な位置にありますか?

左右の膝の間はゲンコツ1つ分が理想です。

膝の間が開くのであれば下半身に疲れが溜まっている状態です。

どちらか膝が飛び出しているのであれば飛び出している側の膝に負担がかかっている状態です。

お風呂に10分以上ゆっくり入ってから改めて正座をしてみると

開き具合や飛び出しは少なくなっているのではないでしょうか。

これでも改善が見られない方は負担の蓄積が多いのでしばらく継続してみることをお勧めします。

また、正座をした時に手はどの位置にありますか?

太ももの付け根に来るのが理想ですが、

下半身に疲れが溜まっている方は膝に近い位置へ手を置きます。

足に体重をかけたくないので前傾姿勢になってしまうことから上半身を支えるために手を膝に置くわけです。

最後は仰向けになってみましょう。

自然に仰向けになった状態の時、

手は手のひらが天井に向いており、

体からゲンコツ3~4つほど離れた場所にあるのが理想です。

足はゲンコツ1つ分開いているのが理想です。

手がおなかの上にある、床面を向いているなどあれば肩が丸まっているサインですし、足がゲンコツ1つ以上開いていれば腰に負担がかかっているサインです。

このように、カラダはいろいろな声を発しています。

今一度、耳を傾けてみませんか?

今回もコラムをご覧いただきありがとうございました。

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講師 剣持 樹

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