整体スクール赤ひげ塾の本部講師をやっています剣持樹です。
いつもコラムをお読みいただきありがとうございます。
私の院では季節の変わり目や急な気候・気温の変化があると数日後に不調を訴える方の来院が増えます。
毎年寒くなると腰が辛くなるなんて心当たりのある方は今回のコラムが非常にお役に立てるのではないでしょうか。
季節的な不調の場合、キーワードは「気温」と「血流」です。
筋肉というものは、冷えると硬くなり、
しなやかさを失うことで筋肉が伸びず痛みの原因になってしまいます。
人間の体温は血液が体温を運びますので固まった筋肉は血流の悪い状態といえますね。
日頃特に不調がなくても、
疲労が蓄積しているのであればある程度筋肉も硬くなっておりますが、
そこに「気温の低下」が合わさることで筋肉は更に硬くなり不調を引き起こしてしまうのです。
慢性的な不調がさらに悪化するケースも同様のメカニズムで現れてきます。
対策としては、気温の低下から筋肉が固まってしまうことを防げばいいわけですから単純です。
まずは体温を一定以上に保つべく「保温」を心がけましょう。
首やおなかを露出しないようにネックウォーマーや腹巻を着用する。
裸足で寝るのではなく靴下や足首ウォーマーなどを活用する。
このようにシンプルな対策が効果的になります。
実際痛みを訴える方に日常の生活を振り返っていただくと
首や腰・下肢を冷やしているケースが非常に多いのです。
やせ形の方や筋肉の量に自身がない方は保温をしても
「基本的な熱量」が少ないため効果を感じにくいことがあります。
そうなった場合は外部から熱源を補うしかありません。
具体的には使い捨てカイロや長目の入浴が良いですね。
長期的な対策としては筋力トレーニングも大切になります。
鍛える場合、筋力はすぐにつくものでもありませんので
1か月以上継続的な運動をお試しください。
不調が表れたときに考えていただきたいことは
「生活がアンバランスだから痛くなる」ということです。
痛みには必ず理由があります。
そしてその理由は日常生活に潜んでいるものです。
毎日の生活を見直していただき、
季節に負けない体つくりに挑戦してみませんか。
今回もコラムをご覧いただきありがとうございました。
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講師 剣持 樹