【赤ひげメルマガ#32】言葉のチカラ

2024年07月27日



こんにちは!
整体師・赤ひげ塾講師の剣持 拓未(タクミ)です。




私の自己紹介はコチラからご覧ください。


私たち整体師は、人とかかわる仕事です。

施術の場ではお客さん。
整体の練習会や勉強会では療法師と。
時には自分自身に問いかけることもあります。

コミュニケーション能力が求められますが、ノウハウなどは書店にいけば山のようにあるでしょう。

相手との距離を詰めるため、あえて言葉をラフにすることもテクニックとして存在します。

ただ、どのようなテクニックにおいても、相手への『敬愛』が根底になければいけません。

敬愛のあるなしは、言葉の端々にでてきます。



たとえば、「ゆらゆら~、ふにゃふにゃ~」と柔らかそうな言葉を口にして前屈運動をすると、筋肉は緩んでよく曲がります。

逆に「がちがち。ごつごつ」と硬そうな言葉を口にして前屈すると、今度は曲がりにくくなります。

言葉が肉体に変化をもたらす好例です。
(私は健康イベントなどで使ったりします)

これは、発した言葉が空気や身体を震わせ、自分の耳・脳に届くことで強化再入力されるシステムが影響しています。

発する、出力するという行為は経験・体験を作り、それは自分に強化再入力されます。

『人に教えるほうが勉強になる』ということの理由のひとつです。

この仕組みにより、『疲れた』という言葉を多用する人は脳が常に疲れていると判断して常時疲労状態を作り出します。

『だるい』
『むかつく』
『うざい』

このような荒っぽい言葉を多用する人は、荒っぽい性格になっていきます。

言葉1つで肉体や精神への影響もあるわけです。

感謝の言葉=感謝の心ができる
明るい言葉=明るい心ができる
不満の言葉=不満の心ができる

これを、いわゆる『言霊』と解釈することもできます。

『敬愛の心』を作るため、まずは使う言葉を変えてみましょう。



まずは、「マイナスの言葉を使わない」ということから始めてみてください。

心で思う分には結構です。

ただ、言葉に出さないようにしましょう。

出力は、強化再入力を引き起こします。

慣れてきたら、『感謝の言葉』『明るい言葉』を多用してみましょう。

買い物の際、レジの店員さんに「ありがとう」と笑顔で言えたなら、敬愛の心は順調に育っていますよ!


整体師・赤ひげ塾講師の剣持 拓未(タクミ)でした。



次回は茂木 宏之さんです。

お楽しみに。




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