【赤ひげメルマガ#41】「必要とされる整体」の話

2024年09月28日



こんにちは。赤ひげ塾京都のゴトウです。




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いつも読んでいただきありがとうございます。


今回は相変わらず私見ですが、少し業界の内側と必要とされる技術の話です。

昔あった脱サラブームの時ほどではありませんが、世の中には整体手技を勉強しようとしている大勢の方達がいるわけです。

もちろん熱意や希望を持って「治せる整体師になろう」と頑張っている人たちも沢山いらっしゃるのですが…

成功して「カリスマ」とか「ゴッドハンド」とか言われる方達はほんの一握りなのが現状だったりします。

野球だとメジャーリーグで活躍している有名選手の影に多くのマイナーリーグの選手がいるようなものです。

ましてや異業種の方たちだけでなく、柔道整復師や按摩・マッサージ師、鍼灸師に最近は理学療法士さんやトレーナーさんなんかもこの整体業界に参入してきています。

非常に競争が激しい業界です。

ここまで聞くと「なんか難しい技術を勉強しても、やっていくの大変じゃないのか?」と暗い話になってしまいそうですが、そもそも「症状を治そう」という考えが間違っているような気がしてなりません。

ネット上には整体師向けに「腰痛はこうすれば治せる」とか「坐骨神経痛にはこれが効く」とかを売りにした技術も数多く存在します。

しかしこの考え方は病院などの考え方と変わりなく「対症療法」的考え方と言えるのではないかと思います。

確かに来院のきっかけや一般的な需要をみるとこれらの症状でお困りの方が多いのはわかりますが、学んだ技術で治らないと「違う技術を勉強する」「違うセミナーに参加する」を繰り返すことになります。

クライアントさん目線だと「痛みが無くなったからもういいか。」「別に困らないし。」と通院するモチベーションが低下していきます。

来院されるクライアントさんの本音を突き詰めると「健康になりたい」の一点だと思います。
私は症状の治し方や知識を勉強すること自体は否定しませんが、本当に必要とされるのはただ痛みを取ることだけでなく「身体を直し健康に導く技術と智恵」の提供だと考えています。

これから学ぼうとしている技術や行こうとしている整体院は、貴方や周囲の人たちを健康に導いてくれるところなのか観察してみてください。


赤ひげ塾京都のゴトウでした。


次回は大谷あすみさんです。

お楽しみに。



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