こんにちは! 整体師・赤ひげ塾講師の剣持 拓未(タクミ)です。 私の自己紹介はコチラからご覧ください。 あっという間の年末。 仕事納めで今日から9連休という方もいらっしゃると思います。 大掃除や雪かきで腰を痛めて当院に来られる人もこの時期は増えてきますので、準備体操や日々のストレッチ、冷え取りが大切ですね。 私が住む新潟県村上市では雪の降る日が増えてきました。 これから本格的に冬の季節となります。 冷えによる筋肉の硬直は腰痛や肩こりの原因となりますので、整体院のお客さんにはホッカイロ等で普段から積極的に温めてもらうと施術効果も高まっていくのですすめるようにしています。 冬になると眠さが増したり、甘いものを食べすぎてしまったりということが多くなります。 私たちは一定の体温を維持する恒温動物ですから、冬の寒さに対抗するためのエネルギーを体が欲しているのが理由といわれています。 しかし、これらの現象とともに ・気分が落ち込む ・気力がなくなる ・物事を楽しめなくなる ・イライラする ・疲れやすい といった症状が出てきた場合は要注意です。 これらは秋から冬の間に出る「冬季うつ」の可能性があるからです。 ■冬季うつのメカニズム 通常のうつは上記の症状以外に「食欲がなくなる」「不眠」といった症状がみられますが、冬季うつは「食欲が増す(とくに甘いもの)」「朝眠くて起きられない」という違いがあります。 これらの症状が2シーズン以上続く場合や春夏秋は元気なのに冬だけなぜか気分が落ち込む・・・という人は冬季うつの可能性が高いでしょう。 冬季うつの発症には日照時間が関係していると考えられており、日照時間が短く曇り空が多くなる冬の時期は十分な太陽の光を浴びられず、睡眠に関わるホルモン「メラトニン」のバランスが崩れてしまうことが発症の原因といわれています。 メラトニンのバランスを整えるには日中積極的に光を浴びることが大切であり、自宅や職場の照明を明るいものに取り換えることで冬も対策可能です。 日中はとにかく光を浴びましょう。 また、適度な運動はドーパミンが分泌され、気分の落ち込みやイライラが改善するのでおすすめです。 あまり運動する習慣がない人は、自宅で手軽にできるラジオ体操から始めてみてはいかがでしょうか。 家事や部屋の片づけも良い運動になります。 ■実践してみましょう なるべく日中は太陽の光を浴び、難しければ部屋の照明を明るくして光を積極的に取り込んでいきましょう。 周りの方で甘いものを摂りすぎている人や常に眠そうにしている人がいれば、対策方法をアドバイスしてあげてください。 一日のちょっとした行動が改善につながっていきますよ。 整体師・赤ひげ塾講師の剣持 拓未(タクミ)でした。 次回は茂木 宏之さんです。 お楽しみに。 ※このコラムでは赤ひげ塾が毎週土曜に配信しているメールマガジンを一部編集してご紹介しております。 #1~#11や最新のものはメールマガジンにご登録でお読みいただけます。 【メルマガの詳細・登録はこちら】 |
【赤ひげメルマガ#54】冬のメンタル
2024年12月28日