占部貴久
初めまして、福岡で整体師をしております占部と申します。
私がこの整体に出会ったきっかけは、私自身が腰痛に悩まされていたことでした。
学生時代、宅急便のアルバイトで痛めてから約2年間、あらゆる治療を受けましたが良くならず、“このまま一生良くならないのかな?”と落ち込んでいた際に、書店で赤ひげ塾の本に出会い、当時赤ひげ塾の講師をされていた先生の施術を受けました。
驚くほどソフトにも関わらず良く治り、本当に驚きました。
そこで、かねてより興味があった治療家になろうと決意し、プロ整体師の研修を受けました。初めて先生の施術を受けたのが2004年12月8日、私の24歳の誕生日で、ご縁も感じていました。
一時整体から離れていた期間もありましたが、現在で開業して計15年目になります。コロナ禍ともうまく折り合って、結婚をさせて頂き子供も授かりました。本当にありがたいことだなと感じております。(現在は福岡市東区香椎で営業しています。)
私が患者さんを施術する上で一番大切にしていることは、その方の自然治癒力を最大限引き出すことです。
整体を始めた当初は、“とにかく私が治さなきゃ!”という意識で施術を行っていました。例えるなら、患者さんを背負って歩むような感じです。へとへとになりますよね。
10年位経った時、施術中に、患者さんのお体が自分で自分を整えているような、そんな状態を目の当たりにしました。この時、患者さんはうつ伏せでしたが、はっきりと目視で骨盤周辺が動いているのが分かりました。
あれれ、これはこのまま施術を続けていいのかな?それとも少し待っていた方がいいのかな? と率直にバランスチェックで患者さんのお体に伺うと、「何もせずに少し放っておいてほしい」との回答。意外でしたが、素直に受け取り5分くらい寝かせておきました。
この時が初めての気づきでした。施術中でも患者さんのお体は、自分を治そうとする力(自然治癒力)が働くのだ!と。以後は、施術中にそういった時間をとる必要があるかどうか?ということもバランスチェックで聴きながら、施術を組み立てています。
整体を受けに来たのに、何もせず放っている時間があるわけですから、患者さんの反応が心配でしたが、しっかりと説明をすれば多くの方はそれを前向きに受け入れて下さいますし、施術後の「気持ちよかった~」と言って頂けることも増えたように思います。
おかげ様で現在は患者さんと二人三脚で、うまく歩めているように思います。
整体を受けたい方、学びたい方、共に歓迎しています。
赤ひげ塾グループ占部整体院 院長 赤ひげ塾講師 占部貴久