南雲浩一さん  整体院テラ

2014年9月13日

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★苦しい体験から健康へ関心を持つように

私は大学に入ったころに強迫神経症に罹り、
寝ても覚めても吐き気に襲われるという苦痛を経験しました。
それは筆舌に尽くしがたいもので、自殺を考えることもしばしばでした。
そして、いつしかこの苦しみの解決を求めて、
いわゆる精神世界、ヒーリングといったものに興味を持つようになりました。
15日間の断食を決行し、やり切った結果は素晴らしいものでした。
それからマクロビオテック(自然食)、ヨガ、瞑想等々を実践・・・
すべてそれなりの体験を得ました。
本業の仕事とは別に、こうした道に、
私はこれまで生きてきたといっても過言ではありません。

★腰の痛みをきっかけに各種療法を体験

30歳のころ、突然腰の痛みを覚え、腰椎ヘルニアとの診断。
手術を勧められましたが、脊椎の手術は断固として断り、
このころから鍼灸、マッサージ、指圧、整体・・・など、
ほとんどすべての代替医療を経験しましたが著効がなく、
偶々知り合った中国気功の先生の施術10回で、
まっすぐ立てなかったものが、杖なしで普通に歩けるようになりました。
(この気功師の先生とは、出会ったその時に意気投合し、
この信頼感が治療に大きく寄与したのかもしれません)。

その後私は自分なりに学んだことを中心に、
友人、知人、家族に施術し、おおむね良好な結果を得ました。
これらはすべて無料で行ったものですが、最近私は、
”無料”であるということ、正式な資格(免状)をもっていないということが、
多くの人を癒すことができない、とうことに気が付いたのです。
”無料”であるということは相手が恐縮する要因となり、
”無資格”であるということは、自分自身の、
何とはない不安を消すことができないのです。

★直感的に赤ひげ塾入門を決断

こうした背景のもとに赤ひげ塾の「バランス活性療法」に出会い、
直感的に入門することを決断しました。
実際、研修を受けてみると、
「これまでの経験のすべてが入っている」といっても過言ではありませんでした。
かつて古本屋で「概念療法」という本を見つけ、入門したいと思い電話をすると、
すでに著者は故人となられ、残念至極でしたが、
「バランス活性療法」は”概念”そのものではありませんか!
そういう意味でもこの療法との出会いは、
直感的な縁としか言いようがありません。

★受講の不安はやがて自信へと

受講に際しての最も大きな不安は、
”療法師”としての認定は果たして得られるのか・・・?という点でしたが、
「補講してでも、認定試験には必ず受かるようにします」
という菅講師先生の言葉に励まされ、研修に入りました。
しかしこの不安はなかなか消えず、
菅先生をモデルにして実技を行った時など緊張のあまりに顔中から汗が吹き出し、
先生の服に汗のシミをつけてしまったこともあります。
しかし、バランスチェックの凄さに自信が持てるようになると、
必死の緊張は別の緊張に代わっていきました。

★研修中からお客様への臨床施術

バランスチェックの凄さに自信を持てるようになった頃から、
「赤ひげ通信」でも推奨されていることに従い、
”練習台”になってくれる人を探し、実際に施術を行いはじめました。
「療法師認定」を受けるまでに延べ20回ほどの臨床施術を行いましたが、
仮に、お愛想の言葉が混じっていたとしても、
おおむね肯定的な言葉をいただきました。
今思えば(今もまだそうですが)あれほど未熟な施術だったにもかかわらず、
あのように言ってもらえたということは、
この療法そのものの持っている”力”のたまものという他はありません。
この療法の”力”は新世紀のそれであると思わざるを得ません。

今、科学、医学、とりわけ物理学、化学において、著しい進歩がみられますが、
これらのすべてが
”意識”、”概念”というものの何たるかに向かっているように思われます。
ようやく 「肉体=物質だけではない」 地平に接近しつつあるように思われます。
古来インド・ヴェーダンタ哲学においては、
肉体、エーテル体、アストラル体、メンタル体の有機的連関の体系への努力がなされてきました。
ヨガとは”結びつき”という意味であり、
人間の身体は物質としての肉体だけではない、という認識の上に成り立っています。

★バランス活性療法は最先端の療法

すなわち、この「バランス活性療法」はこうした古来の知恵に接近した、
最新の療法の一つではないかと思わざるを得ないのです。
たとえば、頸椎修正を想念によって行うと、ずれか修正される、
他人の体を使って本人の痛みを消すことができる、
骨模型を使って遠隔の患者さんに施術できる・・・等々のことは、
「この世界は目に見える世界以外にはない」
という発想のもとでは為し得ない事なのです。
「バランス活性療法」が今の最先端レベルにあることは間違いないと思うゆえんです。
個人的潜在意識は集合的潜在意識とつながっている、という理論も、
遠隔施術によって実際に痛みが取れる、という事実によって証明しているといえるもので、
やはり最先端科学のさらに先端をいっているように思います。

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★これからの決意

今、医療費は国家予算の三分の一にまで達しており、
この事実は医療の至らなさを露呈していると共に、
”平均寿命”は延びたものの
”健康寿命”は大して延びていないことを意味しています。
方法など何でもよい。
これからは、ばからしいこの医療費の高騰を止めなければならない!
そんな思いで微力を捧げるつもりです。