あと・・・

2019年4月24日

平成もあと一週間で終わりですね。

テレビでも新聞でも何かというと「平成もあと○○日!」。

でも、四月三十日の次の日は昔から五月一日ですが、令和元年の初日ということで、何か特別な日のような気がするから不思議です。

元号を制定している国は世界中で日本だけとのことですね。西暦に統一したほうが良い、簡単だし便利だ、間違いがないなどなど色々な意見がありますが、私はこのままで良いという考えです。西暦の方が合理的という意見もありましたが、合理的にすれば良いという訳ではありません。それぞれの国や民族にはそこ特有の「文化」というものがあり、精神的な支えでもあります。例えば、日本語は難しいといわれます、なぜならば漢字・平仮名・カタカナがあり、ローマ字表記もある。そのうえ同じ漢字でも複数の読み方があったり、同じ言葉でも正反対の意味があったり、敬語にも「尊敬語・謙譲語・丁寧語」があったりと複雑です。日本語には微妙な表現を見事に表す言葉が無数にあります。素晴らしい文化です。

アルファベット26文字は単に音を示すだけですが、日本語の漢字は「意味」を表す表意文字です。フランスの作家が言ったという言葉に「日本人が羨ましい、なぜなら素晴らしい日本語があるから」というような表現があります。日本語や元号を使いこなす日本人の能力の高さを自慢しても良いのではないでしょうか。私も使いこなせるように勉強します・・・