村上は、鮭の人工孵化放流の発祥の地です
江戸時代に鮭の回帰性を発見し『種川の法』というものを作って、鮭の保護と増殖に成功したそうです。
明治になって武士の身分制度がなくなり士族といわれる人たちは失業してしまいました
そこで、士族に三面川の鮭漁の権利を与えました
士族はその売り上げを基に『育英会』を組織して、子弟を中央へ勉強に出す際の奨学金にあてました。
本籍が村上にあれば、受けられたそうで、皇太子妃雅子様の先祖も該当者だった関係で村上市に本籍があったのです。
鮭は捨てるところがありません
村上では100種類の鮭料理があるといわれています
市内の各料亭ではコース料理を用意していますが、1万円のコースを完食する人は年に数人だとか・・・
とにかく、これでもか! と言うくらいに鮭・鮭・鮭・・・です!
塩引鮭が有名ですが、私は醤油ハラコを専門に造ります
イクラを村上では『ハラコ』といいますが、それの醤油味になります
今年は大震災の影響なのか3割以上高値です、良いものを吟味して造りますが、ちょうど良い固さのハラコは11月半ば位ですので、昨日の朝市で買い求め、今年初めての醤油ハラコ造りをしました
美味しく作るコツは、とにかく『きれいにする事』につきます
血管などの汚れがあると、生臭くなってしまいますので、目を皿にして・・・
味付けは、人それぞれの自慢のレシピがあり、私も試行錯誤のあげく、ようやく『自分の味』にたどりつきました・・・
明日位から食べごろになります!
日頃お世話になっている方々に差し上げましょう・・・
イ・ソ・タ・ノ
