稀勢の里が万全の取り口(大関相撲)で勝ちました
あと一勝で3場所33勝で大関昇進資格クリア・・・
しかし、実はこれは制度化されていません
あくまでも「目安」でしかないのです
呼んで字のごとく
『目』が『安』くても、『内容』が重視される・・・
過去には、33勝に届かなかった力士も昇進していますし
横綱は2場所連続優勝か、それに順ずる成績とされていますが
昇進できなかった例も多々ありますし
『心・技・体』そろっての昇進という『内規』もあります
以前、一度も優勝していないのに横綱になった双羽黒という力士がいます、当時横綱審議委員だった稲葉修衆議院議員は反対したそうですが、『順ずる』ということを拡大解釈して昇進させました
結果は・・・
一度も優勝することなく、問題を起こして相撲界を去りました
また、最近も素行問題をおこして引退した横綱もいましたね
しかし、八百長問題や賭博問題などの影響なのか『昇進問題』も数値化されて、あたかもそれがハードルのように設定されているように報道されています
大相撲は『興行』という、一般スポーツとは違った面を持っており、なおかつ、『神事』と言う一面をもった独特の世界です
一般社会の規範が当てはまらないところがあるのもいたしかたないのではないでしょうか・・・
寸法どおり、ピッタリして隙間の無い機械は動きません
少し隙間と言うか、遊びのあったほうが上手く動くと言われています
車のブレーキやハンドルにも『遊び』があってよい運転ができるのです
『曖昧』こそ、良い意味で活用していきたいものです
今日から4日間、11月最後の出張で?す!!
