お盆の行事

2016年8月16日

暑いですね~

お盆の帰省ラッシュも一息ついたようです。

8月16日は、こちらでは「お精霊様」を送る日です。

精霊だなに飾ってあったお供え物やお飾り、お花、茄子の牛やキュウリの馬、団子などをコモにくるんで川に流し、ご先祖様をあの世へ送るのです。

私の父の頃には実際に川に流していたらしいのですが、現在では環境衛生への配慮から一定の収集場所に持参して供養します。

仏様も13日お迎えして4日間の滞在でした。

朝、お精霊様を持っていくときに、各町内に組み立てられた獅子舞の「にわか屋台」があり、早朝から獅子舞を踊っていました。今日が自分の町内の家々を回ってお払いと獅子舞を披露して門付けをします。明日17日は本番、依頼されたお店やお家を回って獅子舞を踊ります。夜にはメインの通りに各町内が集合して獅子舞の競演です。それぞれの町内が一番の踊り手を用意して乱舞します。獅子舞は各町内それぞれに特徴がありぜんぶ踊りが違います。獅子にも男獅子と女獅子があり、2頭で踊るものもありますし、子供と掛け合いで踊るものもあり可愛いものです。

お盆の獅子舞が終わると、とたんに秋の虫が鳴き始めます。

彼らなりの暦を持っているのでしょうか・・・

残暑ももう少しの辛抱です・・・・!