こんにちは。 整体師·赤ひげ塾塾長の剣持太智(ダイチ)です。 私の自己紹介はコチラからご覧ください。 私の院は保育士さんがいるということもあり、産後整体が人気です。 今回はその経験から、 「産後ダイエットは、普通のダイエットと同じ感覚でやったら大変なことになりますよ!」 というお話です。 ダイエットというと「食事制限」や「運動」によって体重を減らすことをイメージしますよね。 健康な成人女性ならそれでもいいのですが、産後のママさんがその感覚でダイエットをしてしまうと、主に3点問題があります。 1 産後の回復に支障が出る 2 母乳の場合赤ちゃんの成長に影響が出る 3 尿モレや腰痛が悪化する 産後は体重の増加や体型の崩れが気になる方も多く、「ダイエットしなきゃ!」となるわけですが、焦りは禁物です。 体重の増加は赤ちゃんを育てるための備えとして、水分や脂質を溜め込みやすい体になっているのも原因のひとつです。 これは産後1年ほどで徐々に落ち着きますので過度な食事制限は不要です。 出産で多くの血を失っていることや、ホルモンバランスの変化、睡眠不足などママの体はボロボロです。 回復のためにもしっかりと栄養をとりましょう。 そもそも母乳をあげている場合は普段より+500kcal、多く栄養をとらなければいけません。 これはまるっと一食分のカロリーです。 産後のママは食事制限どころか、自分と赤ちゃんのためにも、より多くの食事が必要なんです。 そして運動ですが、妊娠・出産の影響で筋肉や骨盤はダメージを負っています。 それを無視して運動をしてしまうと尿モレや腰痛の悪化がおきます。 体型の崩れは妊娠中の体の使い方や、大きくなったお腹に筋肉が伸ばされたせいですので、適切なトレーニングでリカバリーが可能です。 キーワードは「腹横筋」と「大臀筋」。 運動としては「ドローイン」や「ヒップリフト」がおすすめです。 ドローイン ※YouTubeが開きます https://youtu.be/HXMcg9EAByA?si=GG6EDcRlErqrV8aD ヒップリフト ※YouTubeが開きます https://youtu.be/C99gyVkfa9A?si=66c7msAUFn6rIGic 腹筋やジョギングなどの一般的なイメージのダイエット運動はむしろ逆効果ですので、産後1年はおすすめしません。 今はインスタなどでも産後ダイエットの動画などが多く出ていますが、バズることだけを目的とした過激な内容・間違った内容のものも散見されます。ご注意を! 夫側は「妻のダイエット?自分には関係ないや」と思うのでなく、育児において母乳をあげる以外のことはすべてできるはずなのですから、産後のダメージを負っている妻の代わりに積極的に動きましょう。 それが妻の心身の回復と産後の体重・体型のリカバリーに繋がります。 いまは男性の育休も積極的に取られるようになりました。 このメルマガが夫婦ともに学び、支え合っていく一助になれば嬉しいです。 整体師·赤ひげ塾塾長の剣持 太智(ダイチ)でした。 次回は夜久 学滋(ヤク サトシ)さんです。 お楽しみに。 ※このコラムでは赤ひげ塾が毎週土曜に配信しているメールマガジンを一部編集してご紹介しております。 #1~#11や最新のものはメールマガジンにご登録でお読みいただけます。 【メルマガの詳細・登録はこちら】 |
【赤ひげメルマガ#34】産後ダイエット
2024年08月10日