赤ひげ塾の整体理論とは
赤ひげ塾は1997年設立の整体スクールです。
「素人でも半年で開業が可能」をコンセプトに、全国各地で研修を行っております。
力のいらない優しい手技が特長なので、老若男女問わず、多くの卒業生が自分らしく活躍されています。
創始者の剣持甲子朗は、東洋医学の世界観に興味を持ち、鍼灸あんまマッサージ師の資格を取得後、整体、カイロ、温熱療法、操体法、十一円療法他、様々な治療法を学び、臨床の中で研究を続けました。
そうして出来上がった「バランス活性療法」の基盤となる技術を勉強会という形で希望者とシェアしていたところから、赤ひげ塾が生まれました。
バランス活性療法はその中でさらに研究され、骨盤の細かな調整や部位ごとの調整など、新たな概念や技が生まれ、現在の形となっています。
車座でのシェア会から始まった赤ひげ塾ですが、対面講義、復習ビデオの製作、講師の育成、東京本部の設立、動画教材の製作、顧問弁護士の導入、アンテナショップとなる整体院の開設、マーケティング授業の導入など、教材・カリキュラム・サービスを年々進化させてきました。
多くの整体学校・講座がある中で、当塾の技術力・カリキュラム・サービスはトップクラスであると自負しておりますし、これからも進化させていきます。
整体の世界に興味を持たれた方の一歩目を、赤ひげ塾がご一緒できれば幸いです。
なぜ6ヶ月で開業できる技術が身につくの?
バランス活性療法とバランスチェック
バランス活性療法とは?
赤ひげ塾の施術法「バランス活性療法」は、
- 痛くない施術法
- チカラがいらない施術法
- バランスチェックで経験不問
が特長の整体技術です。
シンプルな技術を組み合わせた整体法になりますので、どなたでも再現が可能であり、独自の検査法であるバランスチェックを使うことで誰でも結果に繫げることが可能です。
シンプルなテクニックだからこそ、どんな方でも半年で開業が可能になり、既存技術との組み合わせも自由にできることから鍼灸師・柔道整復師・マッサージ師・カイロプラクター・エステティシャン・スポーツトレーナーなど、多くのプロもスキルアップの為に学びに来られています。
バランスチェックとは?
プロの方はご存知かもしれませんが、手技療法の世界には筋反射テストというものがあります。
キネシオロジーやオーリングテストなどが有名で、これらは筋肉の反射作用を利用して、体に良いもの・悪いものなどを判別する検査法です。
人の体というものはセンサーの塊で、私たちが思っている以上に脳にはありとあらゆる情報が集まってきています。
しかし、そのすべてを意識に上げてしまうと脳はそれを処理しきれず、パンクしてしまいます。
外を走る車の音やパソコンの動作音、周りの人の会話、TVの音、換気扇の音、服の肌触り、におい、気温、照明などなど、すべてみなさんの周りにある「情報」ですが、意識しなければ普段は気にならないはずです。
私たちの脳は常に情報を取捨選択し、「顕在意識」と「潜在意識」に振り分けているのです。
分かりやすい例が、集中したときに周りの音が一切聞こえなくなる現象。
これも脳のフィルター機能によるものです。
このフィルター機能でシャットダウンされている情報の中に、実は患者さんに整体をする上で必要な情報が眠っているとしたら…?
それを潜在意識下から引き出すのがバランスチェックという検査法なのです。
潜在意識とは?
氷山に例えるならば、水の上に出ている部分が私達の認識できる意識(顕在意識)で、水面下に隠れている大きな氷の塊が潜在意識です。
潜在意識には全身のセンサーが受け取った情報や生まれてからこれまでの情報、そして祖先から脈々と受け継ぎ、DNAに刻まれた情報のすべてが蓄積されています。
そして、ここには体が治るための情報も隠されているのです。
これまでの常識を覆す考え方から組み立てられた整体法
通常、不調を抱えた患者さんがいた場合、医師は知識とこれまでの経験から、その人に最適と思われる治療を選択し、処方します。
どの様に治すかは医師が決め、患者さんはそれに従うというのがこれまでの常識でした。
しかしこれまでお伝えしてきたように、
・体の中には治るための情報がある
・体は自分で治る力を持っている
この前提からすれば、本来「治そうという行為」「他人がどう治すかを決める」というのは無理があるのではないでしょうか?
バランス活性療法では、潜在意識の声を聴く検査法「バランスチェック」により、患者さんの体から様々な情報を引き出し、回復の手伝いをして行きます。
バランスチェックでこんなことが分かります
施術可能か?
→自分の技術で対応出来るかわかるだけでなく、病院に行くべきお客さんを無理に施術してしまう事を避けられます。
原因はどこにあるのか?
→痛みが出ている部位と原因は必ずしも一致しません。その方の生活習慣によっては痛む部位以外が原因になっていることもあるのです。
施術部位は?
→思いもよらない場所に、改善のカギが隠されていることがあることから視野を広く持って施術ができます。
体がどのような状態になっているのか?
→現状を把握することで最適な施術プランを立てることができます。
修正の方向性は?
→体にとってどうすれば正しい位置に納まりやすいか?がわかるので経験が少なくても結果に繫げることができます。
どの技を使えばいいか?
→体にとって最適な刺激法を選択することが出来ますので迷いなく技を選べます。また鍼灸師であれば経穴の選択や刺激量も調べることができます。
力加減は?
→刺激量の過不足がないよう、適切な刺激量を調べることが出来るので初心者にありがちな「やりすぎ」を防止することができます。
施術終了のタイミングは?
→目的に応じた最適な刺激量を選択できるので、その日の適切な刺激量で施術を終えることができます。
などなど・・・
これらはあくまでバランスチェックで調べられるものの一例ですが、このようにバランスチェックはお客さんの体が求めているものを術者に教えてくれるため、まったく初めて遭遇するような症状でも落ち着いて対応することが出来ます。
また、バランスチェックは発想次第で可能性が無限に広がるため、新しい技の開発や、術者自身が思っても見なかった施術部位の発見なども毎日のように起こり得ます。
これまではベテランの先生しか判断できなかった微妙な感覚の部分まで調べることが出来る為、全くの素人の方でもベテラン並みの施術が、すでに技術を身に着けている先生はお客さんの体の声をより聴けるようになる為、施術の精度、効果が上がります。
このように、今まで術者が外側から決めていた施術方針を、バランスチェックによってお客さんの体の声を聴き、決めていく。
つまりお客さんがすべての方針を決める整体法なのです。
これがこれまでの整体法と180度違う考え方を元に構築された整体法と呼ばれる所以です。